自然界では、青は毒を示す有害色。青色の農作物というものはほとんど存在しないし、青カビが生えた食品は腐っていて食べられません。そんな中、タイの青色のButterfly pea tea 蝶豆茶は特異な存在で、以前から気になってしました。
たまたまバンコクに遊びに来てくれた日本人の友人が、バタフライピーティーをタイ土産に買いたいとのこと。プロンポン駅前のエムクォーティエで探したところ、1階のスーパー Gourmet Market 内で袋入りが売られていました。友人だけでなく、私も自分用にひと袋をゲット。
自宅に帰り、ティーポットにひとつかみ入れて、3分蒸らしてみました。いよいよ、待望の蝶豆ハーブティーの、本格デビューです。
かなり濃い色で、青というよりは藍に近いかな。陶器のカップに注いでみても、あんまし青色が判りません。残りを透明サーバーに移してみて、やっと青色が判ります。
味は、悪くありません。ごくかすかにヌメㇼが感じられて、喉に良さそう。芳香もあります。南国タイらしさを感じさせてくれます。以前、茄子のしぼり汁みたいだと経験者から脅されていたのですが(笑)、まぁ当たらずも遠からずですが、ちゃんとハーブティーとして成立しています。
カモミールとかルイボスか、ハーブティー類は全般的に、実は私は苦手です。その中でも、この蝶豆はいける方に入ります。
ただ以前、ステーキ&サラダバーのシズラーで飲んだ際のような、見た目おしゃれで鮮やかな青色にするには、5倍くらいに薄めないといけなさそうです。シズラーのが、味も香りも皆無だった原因に、ようやく納得がいきました。
バタフライピーティーは、見た目より味重視で飲むのが、正解のようです。
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