ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

バンコクの南東150km、パタヤの南5kmに位置するJomtien Beachでロングステイしています

半年かけて、ようやく豆乳スープが美味しく作れました

豆乳スープを作りました。おいしいー。加熱で豆乳が沸騰し分離してしまわない様、ホットクックの90度一定の発酵コースを使いました。

 

材料: 厚揚げ210gひと袋、エノキダケひと袋、豆乳400g、水200㏄、総重量の0.7%の塩。

コース: 手動発酵90度で60分間

 

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 参考元レシピ:

goo.gl

昨年7月にホットクックを購入してすぐに、この豆乳スープにチャレンジしたのですが、当時はあえなく失敗でした。

 

敗因1: 厚揚げ。スーパーで一般的にに入手可能なのは、日本式ではなく中国式ので、かなり固めです。強火調理の中華には適するのでしょうが、豆乳スープには不向き。食感が固いままで、まったく豆乳になじみません。

 

敗因2: 豆乳。ローカル朝市の屋台から、できたてを購入。濃くてそのまま飲むと美味しいが、スープにするとなぜか味が単調でコクが無く、ぜんぜん美味しくない。

 

これに対し、以下の解決法を見つけました。

 

対策1: 英系スーパーのTescoテスコで、เต้าหู้ปลา ダォフーブラー魚豆腐と呼ばれる豆腐製品を発見。見た目は厚揚げだが、とても柔らかい。豆腐に白身魚を練りこんだ品で、日本のおでんの練りものに近い。良いダシが出る。

 

 

対策2: 中華系スーパーのFriendshipフレンドシップで、OHAYO印の無糖豆乳を発見。1リットル55バーツ(185円)。そのまま飲むと、あんまし濃くなくて、正直イマイチ。良く言えば、ライト感覚。でもスープにしてみたら、厚揚げともエノキともよくなじみ、思いがけずコクのある良い味になった。

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ジョムディェン暮らしで、辛いアイテムが3つあります。緑茶、ヨーグルト、それに豆乳です。いずれも、あり得ないレベルで砂糖がどっさりと入っており、激甘です。

幸いなことに、最近では状況が改善されてきています。無糖の伊藤園おーいお茶や明治ブルガリアヨーグルトが、とこのセブンイレブンでも買えるようになりました。最後に残る鬼門は、豆乳。セブンで売っている豆乳は、まだ激甘。無糖は入手困難です。

 

先週、日本風の名前の豆乳が、たまたまフレンドシップで目に入りました。赤ラベルと青ラベルがあります。店員さんに聞いてみると、赤ラベルは加糖で、青は無糖とのこと。青ラベルには無調整 รสจืด の表示があります。実際に青を買ってみたら、これは偶然アタリでした。

生飲で美味しいのと、長時間90度加熱したら美味しいのと、何が違うのがは、自分でもよく分かりません。OHAYO印豆乳は、朝市のの2.5倍の値段です。良い原材料をつかっているか、保存料が入っているのでしょう。朝市の豆乳は、すぐにそのまま飲むと美味しいのですが、3時間経って昼に飲もうとすると、室温でも分離して酸っぱくなってしまい、美味しくありません。

 

OHAYO印は、日本の岡山のオハヨー乳業株式会社とは、無関係と思われます。日タイ合弁会社の製品であれば通常、パッケージにはタイ語に加えて、日本語か英語の表記をしますが、この豆乳はタイ語表記のみです。おそらくタイのローカル会社と思われます。

 

とにかく、厚揚げを見つけるのに3か月、豆乳を見つけるのに半年かかりました。実に長い道のりでした。ようやく豆乳スープが作れるようになって、プチ達成感を味わっております。