ローカル市場で、見慣れない根菜が売られていました。お店の人に、コレは何と聞いたけど、答えが聞き取れません。英語では何というのか尋ねたら、ビーゥーとのこと。
ビーゥーって何だよと思いましたが、3秒くらい考えてから、Beet rootつまりビーツだと理解しました。おぉ、これがビーツという作物なのか。
1個40バーツ(135円)。さっそく2個買い求め、ボルシチに初挑戦しました。
作り方は、ホットクック付属レシピの通り。
材料: トマト3、玉ねぎ2、ジャガイモ1、ニンジン1、キャベツ数枚、豚肉300g、ビーツ2。
調味料: 刻みニンニク大さじ1、バター20g、チキン固形コンソメ1/2個5g、塩0.8%。
コース: 自動混ぜあり1-4 ビーフシチュー/ボルシチ85分間。
初めて触るビーツ。包丁でスライスすると、まな板が血の海に染まり、ビビりました。(笑)
結果は、美味しくできました。カレーとほぼ同じ具材なのに、完全にビーツ味です。
タイでは牛肉は一般的ではないので、豚肉を使いましたが、日本在住の方であれば、オーソドックスに牛肉がよろしいでしょう。
実はコレ、かなり自信がありませんでした。
というのは以前、ホットクックを買って間もない頃に、自動メニュー1-1ででチキンと野菜の無水カレーを作ったら、ぜんぜん美味しくなかった経験があるからです。
85分もかかったわりには、深みゼロの薄っぺらい味で、風味が消し飛んでいました。ガス台と鍋で普通に作った方が、よっぽど美味しい。付属レシピ集筆頭の看板メニューのはずなのに、この不味さは何なんだと、驚きました。以降、カレーはラタトゥィユモード2-18で作っています。
ボルシチは、初めて使うメニュー1-4を選択しスタートすると、「85分」の表示。カレーの時と同じ分数なので、嫌な予感がしました。でも結果はオッケーで、上出来。
同じ85分間調理でも、無水カレーとボルシチでは、攪拌と加熱のパターンがどう異なるのだろう?
この辺が分かれば、自動調理モードをもっと上手に使いこなせるようになる気がします。