最近は自炊が多く、時おり外食する際も、たいていはスクンビット通り沿いのタイ料理店チョッディーの一択になっています。いつ行っても美味しくて居心地よく、ついここばかりに足が向いてしまいます。
Chok-Dee, Pattaya - Restaurant Reviews, Phone Number & Photos - TripAdvisor
ただ、あまりにもここばっかりになっているので反省し、たまには別の所へ行ってみることにしました。
店名: ナンヌアル・アンド・ザ・セイラー Nangnual and the Sailor
場所: スクンビット通り パタヤ水上マーケットをはさんで反対側
営業時間: 午前11時から午後10時
パタヤウォーキングストリートに本店があり、こちらは郊外のスクンビット通り沿いにある2号店になります。チョッディーからは3㎞ほど南です。
敷地入口のタイ語看板表記は、レストランナンヌアルシーフード2店となっています。
お店建物の前は、大きな池になっていて洒落ています。特別感があります。
建物は半オープンエアで、スクンビット通りに向いていますが距離があるので、車の騒音は気になりません。解放感がありお洒落で、平日夕方5時の入店だったにもかかわらず、結構な数のお客さんがいました。繁盛しています。
セットメニューAを頼んてみました。白身魚のあんかけ、イカの炒めもの、エビのスープの3品です。それに追加でパッタイを一皿頼みました。
どれもけっこうイケます。クォリティーでチョッディーと比べてはいけませんが、ちゃんと平均以上の水準です。シーフードてんこ盛りで、食べ応えあります。
飲み物はソーダ水を頼み、お会計は2名で700バーツ(2,400円)。デートコースに使えるレベルのレストランとしては、コスパ良好です。メニューを見る限り、アラカルトは割高に思えますが、セットメニューは納得のお得感です。これならタイ人の友人を誘っての、リピートありです。
このレストランでは英語表記は一切なく、外国人観光客の姿は皆無です。基本的に、バンコクからやって来る行楽客の皆さま向けの、お店です。日本で言えば、東京から伊豆半島伊東あたりの国道135号線沿いにあるシーフードレストランへ行く感覚です。
車で2時間半の小旅行で利用する、いわば「ハレの日」の食事処になります。それに相応しい外観・内装・料理・サービス・お値段となったています。
一方、地元居民としては、ジョムディェンの食事処に求めるのは、普段の「ケの日」の料理になります。豪華な外観も、内装も、海鮮食材も、凝った演出サービスも、海の眺めも、求めません。豚肉や鶏肉や野菜のベーシックな料理が確実に美味しくて、清潔で居心地よく、お財布にやさしく、毎週通うに値するかの観点で、お店を選びます。
逆に、たまに足を運ぶ首都バンコクでは、ついお財布がゆるみがちになり、ハレの日のお食事を求めてしまいます(笑)。
ビーチリゾートのジョムティエンには、ハレの日向けのレストランがいくつもあります。せっかくあるものを利用しないのは、もったいない。ケの日用の店にばかり足を運ばないで、たまにはハレの日向けレストランで、気分をアゲるのも、良いものです。