ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

バンコクの南東150km、パタヤの南5kmに位置するJomtien Beachでロングステイしています

新お目見えのドーデー市場が、ソフトオープン

新しいローカルマーケットのドーデー市場 ตลาด โต๋เต๋ が、予定通り12月8日にオープンしたようなので、行ってきました。現在はソフトオープンの状況で、50軒ほどのテント屋台が営業していました。

 

敷地がとにかく広い。長さ150m x奥行40mくらいでしょうか。

地面はコンクリート敷きで、きれいでフラットです。構造物は無くテント形式の市場で、テパシット通りの週末ナイトマーケットと同じ形態です。

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正面入口から左側には、広い食事スペースとミニステージがあります。

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およそ50軒ほどの食べ物屋さんが営業していました。まだお客さんの姿は少なく、試験運用の趣きです。

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正面入口か右側は、まだほとんど空きスペースのままで、5軒ほどの衣料品店があるだけです。

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正面入口からまっすぐ奥には、駐車場があります。車はここに停められます。 

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もしすべての店舗スペースが埋まれば、400軒とかの巨大マーケットになりそうです。

 

ドーデー市場ができたSoi Boonkanjanaソイブンカンジャナ(通称ソイワットブーン)界隈は、この3年ほどで急激に開発が進んでいます。雨後の筍のように、大小の飲食店が次々と開店しています。今後、ジョムティェン地区で最も変貌を遂げる可能性があり、この市場はその代表となる立場でしょう。

 

ただ一方、界隈で計画されている何棟もの高層マンションは、まだどれも竣工に至っていません。整地の途中で頓挫し、放置されている物件もあります。現時点では周辺環境はまだ雑木林しかなく生活不便で、海岸からは1㎞と遠く、ビーチリゾートマンションとしての実需がどれほどあるかは、未知数です。通年居住人口がすぐに増えるとは、考えにくい。

 

ドーデー市場そのものにしても、ざっと歩いて見て回った感じでは、どのお店もありきたりで、これといった特徴が感じられません。これまてジョムティエン地区のあちらこちらで出来ては消えた、小規模な青空市場と同じに見えます。

 

ここからわずか1㎞ちょっと離れたビーチロード沿いには、ロシア人向けナイトマーケットが連日営業しています。ただ2015年のルーブル急落以降、こちらは客足が減り、現在はかなり櫛の歯が抜けた状態になっています。

 

ドーデー市場は地元タイ人をターゲットにしているようですが、はたして軌道に乗るのか、今後の推移を見守りたいです。建物すなわち構造物が無いので、もし採算が合わなくでも、将来の他用途への転用は簡易でしょう。ただせっかく出来たのですから、やはり市場として賑わってほしいものです。

 

 

 

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