ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

バンコクの南東150km、パタヤの南5kmに位置するJomtien Beachでロングステイしています

タイ刑務所が舞台の映画 A Prayer Before Dawn  暁に祈れ を観てみたい

タイの刑務所を舞台にした面白い実録映画があると、米国人の友人Fさんから教えてもらいました。

 

タイトル:  A Prayer Before Dawn  暁に祈れ

監督: Jean-Stephane sauvaire ジャンステファン ソヴェール

制作: オランダ

上映: 2017年カンヌ映画祭出品、2018年夏に英米で小規模上映

原作: A Prayer Before Dawn: My Nightmare in Thailand's Prisons by Billy Moore

    ビリームーア著 暁の祈り‐タイ刑務所での悪夢 

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あらすじ: 

英国リバプール出身の若者 Billy Moore ビリームーアが、人生を切り開こうとタイにやってきた。しかし薬物使用・窃盗・銃器所持の罪で逮捕され、刑務所に3年間収監される。

そこは暴力が支配する、タイでも最悪レベルの刑務所。生き延びるため、ボクサーとして刑務所内ムエタイ大会で戦い、のし上がっていく。

日本語での詳細紹介と予告編はコチラ。

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英BBCの監督インタビューによると、迫力を求めて当初はタイ国内の刑務所でのロケを試みようとしたが、当客から許可が下りず挫折。軍事政権の国なので、それはそうでしょう。

老朽化して使われなくなったばかりの刑務所があり、そこを使わせてもらうことで解決。匂いまで本物の刑務所の、リアリティが再現できたとのこと。

最後の千人の観衆が集まる試合では、どうしても本物の刑務所で撮る必要があり、そこだけフィリピンの実際の刑務所でロケしたそうな。

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いやー、この映画はぜひ観てみたい。

タイ生活数年ともなると、知人やその家族で、刑務所暮らしをしている・していた人と知り合う機会があります。塀の中での寝起きは、実に厳しいらしいと漏れ聞きします。実際のところ、どうなんでしょう。

この映画では、薬物中毒の英国貧困層の若者がタイに流れ着き、さらなる苦境へと陥っていきます。言葉がわからず、肌の色の違うハンディ付きのムショ暮らしは、いかばかりでしょう。

 

どこをどう見ても、軍事政権下のタイ国内での上映は100%ありえない映画です。

紙の本やDVDの輸入取り寄せは、リスク高過ぎ。日本での上映情報は、皆無の模様。

何か、観る良い方法は無いかな。

英語圏の国に出かけた際にでも、観るしかないかなー。

 

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