マラッカではチャイナタウンに宿を取りました。ここは他の海峡都市ペナンやシンガポールとは異なり、歴史の中に眠る静かな町です。昼間は通りに観光客の姿を多く見かけますが、日没以降はしーんと静まり返ります。洒落た感じのレストランは多数営業してはいますが、どこもお客の姿はまばらです。
そんな中、1軒だけ賑わっているお店がありました。
Jalan Han Jebat中ほどにあるThe Melting Potです。入ってみました。カジュアルですっきりした、感じの良い店内です。Traditional Nyonya Cuisine マレーと中華が組み合わさった、ニョニャと呼ばれる伝統的な料理がいただけます。豚肉とラードは不使用です。
Pontech Chicken 16.9リンギット(450円)、Nyonya Pancake 12.8リンギット(340円)をいただきました。鶏肉はこってりインド風味噌煮込み、パンケーキはインド風さつま揚げといった趣きで、どちらも濃厚で美味。このお店を選んで、正解でした。
揚げ豆腐も頼んだのですが、そちらはまぁ普通。
昨年2週間、北インドを旅行し、何度かベジタブルパンケーキを食べる機会がありました。しかし、ここのニョニャパンケーキは、歯ざわりサクサク感、味わいの複雑さ、食べ応え感、後味の軽さにおいて、それらをすべて凌駕していました。
翌晩も通りを一通り歩いてみましたが、やはり流行っていそうなのはこのお店だけ。そこで再度、入店しました。
Nyonya Pancakeが前日Gあまりにも美味しかったので、再度注文。それに、Fried Mee Mamak Style ママック焼きそば9.9リンギット(270円)、Ginger and Spring Onion Chicken Fillet鶏ササミ生姜炒め14.9リンギット(400円)を注文。どれも濃くて、納得のお味でした。
わーいパンケーキおいしー、などど盛り上がって食べていたら、会計後にお店の人が、昔懐かしいチェキで撮ってくれました。その場で小さな写真を手渡され、白い枠外にコメントを書いてねとのこと。
今後このお店に来たら、私が映った写真が店内の壁に貼られているかもしれません(笑)。
店名: The Melting Pot
住所: 62 Jalan Han Jebat