パタヤ発ジョムティエン行きのソンテウに乗車しました。
ピンク色のの派手な看板をつけているなと思ったら、内容もピンクでした。
運転席後ろの広告看板に、案内が載っています。
Sexy Restaurant KABUKI
Good food! Good ladies! With sexy contumes.
全席個室で居酒屋+カラオケ+キャバクラ+おっぱぶ
となっています。ご丁寧に、QRバーコード付きです。もうこれだけで、説明は十分でしょう。
4in1の斬新なコンセプトのお店です。一定の市場ニースを汲み取ることでしょう。
それはいいとして。
地元の小学生も利用する乗り合いトラックのソンテウに、このような看板付けるって、どーなんでしょう。日本で言えば、100円ワンコインの地域コミュニティーバスが、風俗店のラッピング広告をしているようなものです。
私も聖人君子ではないので、べつにピンク看板がすべてケシカランとは言いません。西洋人男性客向けのコーゴーバーの広告看板は、普段からチラホラ見かけます。
ただそれらは、表現がストレートです。バーにはセクシーガールが大勢揃っているから遊びに来てネ、です。
それに対しこの和食店は、レストランというセクシーとは本来無縁の場所で、コスプレ娘とムフフな事しよう、というコンセプトです。いわばSMのシチュエーションプレーでしょうか。
英語をまったく解さない地元タイ人やロシア人バカンス客も、看板のSexy restaurant くらいは読めます。オヤッ何それ、ケッタイやなと思うことでしょう。あぁ、でもこれは日本式の店なのか。ならあり得るよね、となりそうです。
日本人は感情をストレートに表現出来なくて、鬱屈してて、変態が多いんだよねー、という安易なステレオタイプイメージを、この看板は助長しそうです。
きっと東京や大阪に行ったら、この手のお店が沢山あるんだろうなーとか。
こんな想像の斜め上をいく、日本人=ヘンタイ的意識を助長するような広告は、勘弁してほしいなーーー。(苦笑)