シャープ製電気無水鍋ホットクックを買い、これからしばらくは使いこなせるまで、いろいろ試してみようと思います。まずは使用初日で、3品を作ってみました。
1. カボチャスライス蒸し
2.野菜のブレイズ
3.ダール豆蒸し
1.カボチャスライス蒸し
内鍋に水を100cc入れ、蒸し板を置きます。
今回は、ローカル市場で買ったかぼちゃ1/6個を使いました。
かぼちゃを7㎜くらいにスライスし、蒸し板の上に並べます。
蓋をして手動蒸しモード10分。出来上がり。
まずは操作を覚えるのが主目的なので、取説とネット情報をガン見ながら作業しました。
レシピは、こちらを参考にしました。
ボタン操作は、一度やってしまえば、難しくはない印象。
お味の方は、まぁ普通。悪くはないけど、火が通り過ぎでベチャとした食感。
次回は、厚みを倍にスライスするか、もしくは蒸し設定時間を半分の5分で、試します。
2.野菜のブレイズ
まずは上蓋に、黒色のかき混ぜユニットを取り付けます。ユニットには2本の腕が付いていて、調理中に自動で出てきて攪拌してくれます。
ブレイズ braiseは、蒸し煮のこと。今回は、ローカル市場で適当に買った野菜とキノコを使いました。
各食材を適当な大きさに切り、内鍋に入れ、重量の0.6%の塩をふり、オリーブオイルを回しかけ、しゃもじでざっくり混ぜます。
今回の塩の量= (総重量1770g - 内鍋重量880g) x 0.6% = 5.3g
調理中は計算が面倒なので、スマートスピーカーGoogle Home Mini を使い、口頭操作で計算させます。
蓋をして、手動炒めモード5分。でき上げり。
レシピは、こちらを参照しました。
出来上がりはなんか、見た目に各具材が十分にかき混ざっていない印象。
自分の手で、しゃもじでしっかり混ぜました。見た目は、良い感じになりました。
お味の方はというと、ザ・精進料理という感じ。塩加減はバッチリ。野菜はちゃんと火が通っていて、かつ歯応えもしっかりで、申し分なし。でも、なんかコクがなくて、あっさりし過ぎで食べ応えがなく、物足りない。人に出せる料理じゃないなぁ。失敗。攪拌が足りなかったのかな。肉を入れれば良かったかなぁ。
15分後、内鍋にまだ料理が残っていたので、二皿目をおかわり。
するとアラ不思議。今度はちゃんとコクがあって、美味しい! 何だ、これは。
いちおう煮物系の料理なので、調理終了後もしばらく放置して味をなじませると、良いのかもしれません。
これは、後日再挑戦です。
3.ダール豆蒸し
こちらは、一発で上手く行きました。
内鍋に水を150ccを入れ、蒸し器をセットし、一晩水に浸したインド産タール豆250gを投入。
蓋をして手動蒸しモード60分。出来上がり。
レシピは、こちらを参照しました。
出来上がりの豆は、ホクホクで甘みがあり、バッチリです。中はふっくらで、外側はしっかりで、完璧な食感。
このままおやつとして食べても、他の料理の材料に使うのにも、良いです。
炊飯器の蒸しモードで蒸すより、はるかに美味しいです。
炊飯器の場合は、水を700ccも入れて、動作中60分間、ずっとモウモウの水蒸気が上がります。蒸しあがったダール豆は、芯は固めで、外側が柔らめ。蒸し時間を延長しても、状態は変わりません。また、台所じゅうが豆の匂いで充満するのも、微妙にイヤ。
それに対しホットクックは、いちおう上蓋の吹出し口から蒸気は出るものの、ごくわずか。内部圧力が高めになるのが、美味しさのポイントなのかも。ホットクック、スゲー!