ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

バンコクの南東150km、パタヤの南5kmに位置するJomtien Beachでロングステイしています

バンコクパタヤ病院でのお会計は、チヴァワタナカードと銀行カードでおトクに

友人の付き添いで、ノースパタヤのバンコクパタヤ病院Bangkok Hospital Pattayaへ行ってきました。

パタヤ地域最大の私立大型総合病院で、日本語通訳が常駐する唯一の病院でもあります。五つ星の至れり尽くせりサービスが受けられる一方、お値段の方も五つ星です(苦笑)。大変優れた病院ですので、賢くおトクに利用したいものです。

 

会計窓口で、治療費を安くあげる手法には、2つあります。

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1.有料の会員カード Chivawattana Card を購入しておく。

タイの私立大型病院では、日本のデパートと同様の、会員カード制度があります。

バンコク病院グループでは、チヴァワタナカードというのを導入しています。

カードは価格別に3種類販売されており、入院や通院の際に提示すると、料金割引となります。

Chivawattana MyHealth Membership

 

パーフェクトダイヤモンドカード: 3年間有効で会費40,000バーツ 

入院時15,000バーツ割引、通院時2,500バーツ割引。

 

プライムプラチナカード: 2年間有効で会費14,000バーツ。 

入院時7,500バーツ割引、通院時1,000バーツ割引。

 

バリューゴールドカード: 1年間有効で会費5,000バーツ。

入院時4,000バーツ割引、通院時800バーツ割引。

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既往症の場合でも割引き適用され、年齢に関係なく購入でき、年1回の健康診断も含まれるので、利便性が高いです。

BupaAIAといった民間の医療保険加入に加え、このカードがあると、安心です。バンコクパタヤ病院だと、一泊の入院が8,000バーツ(26,000円)とかになったtりするので、加入保険でカバーし切れない場合に備えておきたいものです。

 

医療保険への加入が難しくなる60歳代後半以降で、日本語が通じるから医者にかかる際はバンコク病院一択という方は、プライムプラチナカードくらいを持っておくと良いでしょう。日本とは制度が異なるので、万が一、救急車のお世話になる際は、バンコク病院へ電話してバンコク病院の私設救急車を呼ぶことになります。その際にも、このカードがあれば心強いです。

 

今回同伴した友人は、プライムプラチナに加入しており、短期入院での総支払額に対し、25%のディスカウントを受けられました。

 

 

2. デュシットグループ系列の銀行・クレジット・流通系カードで支払うと、10%オフ。

今回初めて気づいたのですが、病院3階の会計窓口の一番端に、こんな看板が出ていました。

カード払いで10%特別割引、と書いてあります。タイ語のみの表記で、これまで見逃していました。

 

銀行: カシコン銀行、サイアム商業銀行、バンコク銀行ほか

クレジットカード: アメックス

流通系: イオン、テスコロータスガード

 

ロングステイヤーであればタイの銀行口座を持っており、この看板に載っている銀行である確率は高いでしょう。ATMカードには、口座開設時に断らない限り、デビット機能が付いているはず。それで支払えば、ディスカウントを受けられます。この病院は高額なので、10%割引でもバカになりません。

タイの銀行口座を持たない日本人旅行者であっても、VISAJCBではなくアメックスで支払えば、割引になります。

詳しくは電話番号1719へ。タイの大手総合病院は大抵、警察消防のような短縮番号を持っています。

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以上です。

 

 

私は普段、ジョムティエンの英語系コミュニティーで暮らしています。チヴァワタナカードを持つのは、ロングステイヤーの常識だと思っていました。しかし、どうも違うようです。

 

この投稿をするにあたり、いろいろググってみたのですが、日本語ウェブページでチヴァワタナカードに言及しているサイトは、皆無でした。特定の銀行カード支払いでの10%オフについても、見つかりませんでした。

バンコク病院グループは、国全土に展開しているタイ最大の病院チェーンです。この病院グループで治療を受けたという日本語の体験記は、ネット上に大量にアップされているにもかかわらず、です。

 

このギャップはどこから来るのでしょう? 労働許可証を所持して働いている日本人やそのご家族は、勤務先が医療費を負担してくれるので、割引特典を気にする必要はないのでしょう。

 

一方、医療義が自己負担の日本人ロングステイヤーの皆さんは、支払いをどうしているのでしょう? 病院の選択肢が多いバンコクならまだしも、チェンマイやパタヤのような地方都市では、日本語通訳のいる病院は、バンコク病院一択かと思われます。皆が皆、タイ語や英語で、他の病院で診察を受けているとは、考えにくい。 料金お安めの公立総合病院では、語学の面もさることながら、混雑がすさまじく、日本人的にはツラいところでもあります。

 

バンコク病院は、ロングステイヤーにとって重要な社会インフラです。上手に賢く、利用していきたいものです。