2か月くらい前から、精肉を買うのを止めて、代わりのタンパク源として豆をよく食べるようになりました。炊飯器に豆と水をセットして炊いています。
先日、大豆200gと水600ccをセットし、半日置いて吸水させ、急速炊飯モードで炊いてみました。
途中で炊飯器上蓋の蒸気口から、沸騰汁が溢れ出てしまいました。慌てて、皿洗い用のスポンジで何度も拭き取る羽目になりました。熱っつい!加熱のパワーが強すぎたのでしょう。失敗です。
さてどうしたものかと思いつつ、炊飯器の操作パネルをふと見たところ、8つある炊飯モード表示のうち、最後が Stesm スチームになっているのに、気がつきました。これや!
この炊飯器Panasonic はもう6年も使っているのですが、いままで意識が向いていない久手、steamモードがあるのに、気がつきませんでした。
`Panasonicホームページを確認すると、ちゃんと取説が載っていました。スチームモードでは、水を720ccいれて、蒸しカゴに食材を入れてセットする。最大60分の蒸し時間が設定可能、とあります。
さっそく蒸しカゴを買いに、セントラルフェスティバルショッピングモール内の60バーツショップDAISOへ行きました。しかし、残念ながら取り揃え無し。
しかたなく、セントラルデパート4Fのキッチン用品売り場を、探してみました。お洒落なのがありました。英国の Joseph Joseph というメーカーの品です。
Lotus Plus
お値段驚愕の650バーツ! 当初予定予算の10倍です。ひゃー。
でも健康食のためには、ある程度の設備投資が必要と自分に言い聞かせ、買いました。
さっそく、大豆250gを水に浸してからセットし、steamモードで60分蒸してみました。豆と水が直接接触しないので、仕組みとして吹きこぼれの心配が皆無です。上蓋の蒸気口からの吹き出しは、ごくわずか。鍋に水を入れ火にかけ、もうもうと立ち上る水蒸気の力で蒸しあげるせいろ蒸しスタイルとは、異なります。内釜の密閉空間での加熱なので、わずかの加熱パワーで良いのでしょう。
結果は上々。ふっくらとして甘みがあり、炊飯モードで炊くより、全然美味しい! 何も味付け無しで、ただスプーンですくって食べるだけで、大満足。あー、もっと早くsteamモードに気がつけばよかった。
720ccセットした水は、蒸した後は半分くらいに量が減っていました。色は茶色。灰汁が落ちてそうなったようです。蒸しには、そんな利点があったのですね。
今後の調理スタイルは、なるべく
×: 火を使って煮る、炒める、焼く、揚げる。
〇: 火を使わず電気の力で、密閉空間の中で蒸す、炙る。
にしたいと思います。