ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

バンコクの南東150km、パタヤの南5kmに位置するJomtien Beachでロングステイしています

日本のホテル選びの基準は、アマゾンの商品を受け取りやすいかどうかで決まる

タイ人の友人Aさんが、今度沖縄へ観光旅行に行くんだと、話しかけてきました。これまで東京や大阪など、数回に渡って日本は訪れていますが、沖縄は初めてとのこと。

 

ネットで検索し、宿はホテルKに決めたそうです。

全国に展開している老舗のチェーンではありますが、大手ではありません。なぜそこに決めたのかと不思議に思い、尋ねたところ、沖縄滞在中にアマゾンジャパンへネット注文した商品を、ホテルのフロントが住所として受け取ってくれるから、との答えでした。

アマゾン商品の受け取りについて、ホテルへメールで問合せし、OKの返事をもらったので、宿泊を確定したとのこと。

 

なるほどー、です。

 

Aさんは日頃から、シンガポール系のネット通販Lazadaや、中国のアリババを利用しています。質量ともに世界No.1のネット通販であるアマソンUSAのウェブサイトも、よくチェックしています。あいにくと、タイはアマゾンのサービス対象外。なので、欲しい品を見つけると、米国とタイのデュアル生活をしている親戚の、米国の家宛てに、購入発送の手配をします。親戚がタイに帰省する際に、ハンドキャリーしてもらいます。

 

沖縄行きが決まり、アマゾンジャパンのサイトを覗いてみたところ、日本ならではの良質な商品を多数見つけ、ショッピング熱が高まったとのこと。そこで、宿泊ホテルへの配達受け取りを、思いついたそうです。流石です。離島とはいえ、那覇への到着日か翌日までにネット発注すれば、滞在期間中に余裕で受け取れるでしょう。

 

値段、立地、広さ、眺望や設備といった従来の観点からは、想像もつかないホテル選びの新しい基準です。インバウンドのニーズを捉えるって、こういうことなんだなと、学ばせてもらいました。世の中、本当に面白くなってきました。

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日本にはローソンLawsonというコンビニチェーンがあり、滞在ホテル近くにローソンがあれば、そこを受取住所に指定することが可能だよと、私からはアドバイスしました。