ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

バンコクの南東150km、パタヤの南5kmに位置するJomtien Beachでロングステイしています

料理用の使用は、ベトナム産天然海塩を使うようになりました。

白澤卓二著「すごい塩」という本を読みました。塩を栄養学の見地から説いため名著です。

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海水から水分を蒸発させて作った自然海塩と、一般に家庭で用いられる塩化ナトリウム99.9%の食卓塩は、まったくの別物である、という点が目から鱗でした。

自然梅塩では、塩化ナトリウムの含有量は約70%程度。残りはマグネシウムなど、他の物質となります。自然梅塩を多量に摂取しようとしても、他の物質からえぐみを感じてとってしまい、一定量以上は食べたくなくなって、歯止めが効く。それに対して塩化ナトリウム99.9%は混じりけがなく、えぐみを感じないので際限なく摂取できてしまう。なるほど。

 

そういえば以前、ベトナム系米国人の友人から、塩を1袋もらったことがあり、戸棚の奥にしまっていたのを思い出しました。

ベトナム塩公社 Vietnam Salt Corporation の塩 VISA
http://visalco.com/pages/view/vi/product-vi.html

 

ネットで調べると、日本国内でも、通販での入手が可能なようです。
http://archive.fo/ryTZ4

写真の塩は500グラム入りで、ベトナム中部ダナン産です。友人のベトナムの実家は確か、この塩の製造に関わっているとかで、実家に帰省すると土産に塩を持たされるそうです。それを分けてもらったものでしたが、すっかり忘れていました。(汗)

粒が大きく、舐めるとちょっと甘みが感じられます。
かぼちゃと玉ねぎを薄切りにして、0.5%重量の塩を振りオリーブオイルをかけ、オーブントースターで12分間チンしてみました。
出来上がりは上々。かぼちゃも玉ねぎも甘みが引き出されて、歯ごたえよく、大変美味しくいただけました。自然海塩、偉い! これで、塩化ナトリウム99.9%とは、お別れです。

 

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