タイ生活で初めての、クレジットカードをつくりました。
【銀行窓口にて】
手続きとしては、銀行窓口へ通帳とATMカードとパスポートを持っていきました。普通預金口座から、クレジットカード使用上限となる金額を、専用口座に振り替えます。最低20,000バーツ(7万円)以上。カードを使用すると、その金額自体は普通口座から翌月に引き落とされます。専用口座の残高は、カードの有効期限内はずっとそのまま手付かずで保持されることになります。
窓口での所要時間は40分。結構かかりました。たくさんの書類があり、多分30カ所くらいにサインしました。書類のうち泰英二箇国語で書かれていたのは3分の1くらい、後はタイ語のみでした。言われるがままにサインです。銀行へは、時間に余裕を持って出かけましょう。
翌日、銀行から電話が入りました。サインが一か所漏れていたので、お手数ですが窓口までお越し下さいとのこと。まぁ、あれだけ膨大な書類であれば、漏れも発生するんでしょう。
【身元確認の電話】
窓口での手続きから10日ほどして、クレジットカード会社から電話が入りました。身元確認の電話でした。カード送付先の住所を確認し、1分ほどですぐに終了。
【カード到着】
さらに10日ほどして、郵送で自宅にカードが届きました。やったー。
説明書きを読むと、パソコン・スマホアプリ・電話のいずれかで、使用開始のアクティベーション手続きが必要とのこと。パソコン画面からカード会社のホームページでアクセスしてみると、操作画面がタイ語のみでした。私のタイ語力ではハードルが高いので、断念。
カード会社のコールセンターへ電話してみると、英語での窓口は無し。タイ語オペレーターさんに英語が分かる人をお願いして、ようやくアクティベーション手続き完了。
これで、夢の通販生活がスタートできそうです。嬉しい。
例えば、ハノイ行きの往復航空チケットをネットで購入する際、タイ航空やエアアジアであれば、タイの銀行のATMデビットカードで購入ができます。しかしこれがViet Jetやジェットスターといった、ベトナム拠点の航空会社だと使えません。代わりに、日本で作ったクレジットカードで支払っことになります。当然、為替手数料が発生するので、高くつきます。タイバーツで発生する費用は、なるべくタイバーツで決済したいものです。
タイ小売業大手のBic-Cビックシーや Tesco Lotusテスコロータス、タイ最大のネット通販Lazadaラザーダでは、銀行ATMデビットカードが使えますが、商品メーカーからの直接購入ということになると、クレジットカードが必要になります。今回、クレジットカードを作ったことで、商品選択の自由が増えたことになります。
私は外国人であり、自分が欲する商品がタイではニーズが低く、超マイナーな場合が少なくありません。今後、クレジットカードによるネットショッピングで、その不便さが軽減されるものと、期待しています。