パタヤセントラルフェスティバルショッピングモール Pattaya Central Festival Shopping Mall 内にある、8番ラーメンに行ってきました。
北陸金沢発祥のラーメンチェーン店で、タイに進出している日系外食チェーンの中で最大手であり、かつ最も名が知られています。福井・金沢・富山を結ぶ国道8号線沿線で展開していることから、8番ラーメンの名がついています。トッピングのかまぼこが、渦巻き模様ではなく、数字の8になっているのが特徴です。
タイの8番ラーメンは、ラーメンの味、店の造り、清潔さ、サービスともに、日本と全く同様です。マクドナルドやKFCに伍して、完全にローカルでのオペレーションが確立しています。タイ全土にチェーン展開を果たしており、パタヤ地区ではサウスパタヤのTukcomビル内に1店舗、それにセントラルパタヤのセントラルフェスティバルショッピングモール内の1店舗があります。8番ラーメンがあるおかげで、タイに住んでいても全くホームシックを感じる事はありません。私のソウルフードと呼んでも、過言ではありません。(笑)
http://www.thaihachiban.com/2010/products_main_dish.php
8番ラーメンでは、ほとんどのラーメンが100バーツ(330円)以下で、徹底した地元志向です。バンコク市内には無数の日系ラーメン店がひしめき合っていますが、小さな丼一杯のラーメンが300 バーツするのも珍しくありません。8番ラーメンのコスパは、他を完全に圧倒しています。
たまに8番ラーメンで「あること」をするのが、密かな愉しみとなっております。
注文は、4品を頼みます。計242バーツ(800円)。
五目ラーメン(110 バーツ) +8かま(45 バーツ) +餃子(65バーツ) +緑茶(22 バーツ)
8かまは、タイ独自のメニューです。居酒屋の板わさかまぼこのように、8番かまぼこ12切れを、一品料理としたものです。
そして、8かま12枚を全て、ラーメンの上に敷き詰めます。
見てください、この8まみれのラーメンを!
これを贅沢と呼ばず、なんと言いましょう。この店でしか食べられない8かまが、通常は一杯につき1枚だけのところ、丼表面を埋め尽くしています。まさに、大人買いした気分です。これ以上の愉しみはございません。
しかし、私のこのこだわりは、どこから来るのでしょう?
想像するに、子供の頃8番ラーメンを食べる際に、
「ああ、この8番のかまぼこをもっとたくさん食べたいなぁ」と深層心理に、願望が刻み込まれていたものと思われます。今になって、そのフラッシュバックが来ているのでしょう(笑)。
ワタクシの幸せは、242バーツで買えます。