ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

バンコクの南東150km、パタヤの南5kmに位置するJomtien Beachでロングステイしています

パタヤ日本人会PJA発足

先月より、パタヤ日本人会が発足したとのことです。

 

名称:  パタヤ日本人会 Pattaya Japanese Association (PJA)

設立:  2017年10月

事務所: コンドUnxx South Pattayaクラブハウス2階。

住所:  163 Pratumnak Road  

目的:  パタヤ在住邦人の安心安全の確保と居住インフラの向上。

年会費: 現在のところ無料。入会審査あり。

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ホームページ:

pattayaja.com

Facebookページ:

web.facebook.com

 

これは、心強いニュースです。 ジョムティエンを含むパタヤ広域市在住のロングステイヤーにとって、新しいコミュニティーの誕生です。

 

 事務所の場所は、サウスパタヤの南端、プラタムナク地区の入口になります。Pratumnak Road沿いで、Pattaya 3rd Road陸橋の南側すぐです。そびえ立つ高層マンションUnixx内のクラブハウス2階にあり、日系ミニマートに併設されています。

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パタヤが属するチョンブリ県と南のラヨーン県には、合わせて

チョンブリ・ラヨーン日本人会 Chonburi Rayong Japanese Association (CRJA) が、既に長年あります。

www.crja.org

こちらの活動としては

・東部臨海工業地帯に進出している日系企業の現地法人とその駐在員が対象。

・本部は、 ジョムティエンでから車で北へ40分のシラチャー Srirachaに所在。

・シラチャーある日本人学校・日本語幼稚園・日本語図書室との連携を重視。

・両県あわせて150kmにわたり散在する工業団地の邦人が、主な対象。

 

となっており、パタヤ在住ロングステイ者の属性とは、あまり接点がありません。

 

 

パタヤは観光業の急激な発展により、今や人口でチェンマイを抜き、バンコクに次ぐタイ第2の都市になったと言われています。街が完全に西洋人向け仕様になっており、日本人には馴染みにくく、人口が多い割には、日本人学校も日本語幼稚園も、日本語フリーペーパーさえもありません。

 

それでも、これだけ街が発展してくると、在留邦人の数は徐々に増えてきているようです。

シラチャーとパタヤはそれなりに距離が離れており、街のサイズはパタヤの方がはるかにに大きいです。また、東南アジアで日本人密度が最も高い町シラチャーと西洋人の街パタヤでは、在留邦人が求めるニーズも異なるでしょう。

パタヤに特化した邦人の組織ができるのは、喜ばしい限りです。

 

 

私はジョムティエンに引っ越してきた一時期、パタヤの英語系住民の互助会組織 Pattaya City Expat Club PCECに所属していたことがあります。

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入会の動機は不純でして、医療保険の加入が目的でした。PCETの年会費400バーツを払ってでも、そこの団体契約扱いの安い医療保険に加入することができたからです(笑)。

毎週日曜朝に、 100人くらいのメンバーが集まって、カジュアルな定期会合を行っています。私も何度か参加させてもらいました。当時タイ人以外の東洋人会員は私1人だけでしたが、皆さん気さくに声をかけてくれました。どの方も利他の精神にあふれ、メンバー同士の情報交換や親睦だけでなく、文化活動や地域貢献に力を入れていました。

例えば、洗練された文化というものがほとんど何もないパタヤにおいて、クラシックの声楽家を招聘し、サイアムベイショアホテルの大ホールを使い、毎年格安の一般向けコンサートを主催する、といったことをしています。Pattaya Mail紙といった地元高級英字紙とタイアップしての広報活動にも、力を入れていました。

 

パタヤ日本人会PJAがこれから発展し、将来は英語系のPCECのようになってくれればと思います。日本人ならではの目線でゼロから1を創造し、加入会員と地域社会の双方にメリットとなる存在となっていってほしいものです。

 

パタヤの英語系住民の互助会組織には、PCEC以外にもいくつかあるようです。

中にはより商業的色彩が強く、グレーな方面からの資金提供を受け、グレーなビジネスをしている会員の、営業活動の場と化しているクラブもあるようです。広報媒体としては、タブロイドのPattaya People紙あたりを使っているようです。こちらはPJAの反面教師となることでしょう。

 

 

右肩上がりの成長と変化を続けるパタヤには、世界中からのあらゆる人種や階層の人々が集まっています。新しい変化として、パタヤ日本人会PJAの誕生が、街の多様性に彩りを加えてくれるものと期待しています。