6月に始まったジョムティエン北部のドンタンビーチDongtan Beach 車道敷設工事について、 11月現在の状況を記します。
目次: ポイントは4つ。
1 .車道敷設工事は、ほぼ終了。
2 .ドンタンビーチ入口の駐車場部分は、まだ工事中。
3 .ビーチの木曜定休が終了。
4 . 海の家のデッキチェア区域の北側半分が、100m移動。
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1 .車道敷設工事は、ほぼ終了。
コンクリート簡易舗装の車道が、終了しました。
綺麗になりました。歩道部分も一段高くなってきちんと整備されており、歩きやすくなっています。
工事車両以外の乗用車はまだ 入れませんが、オートバイはすでに24時間いつでもツ通れるようになっています。
これまで店の前に工事規制のロープが張られていたレストランThe Sand Barへは、普通に入れるようになりました。
ただ、お店の前を車が2台ほど通るのを、見かけました。以前は静かだったテラス席の真ん前です。今後、車がビュンビュン通るようになったら、落ち着いて食事ができないのではと、気になります。ジョムティエンでも指折りの名店なので、車道に面するようになっても、何らかの工夫で切り抜けていって欲しいものです。
2 .ドンタンビーチ入口の駐車場部分は、まだ工事中。
駐車場部分の工事は大掛かりで、あまり進捗が見られません。
海の家のデッキチェアもレストランも営業しているのに、入口がこの状態では、海水浴客が足を踏み入れづらいです。工事終了予定時期は2018年4月なので、もしかしたらあと半年間、この状態が続く可能性があります。
ちょっと気になるのは、土管の埋設です。
新しく敷設する車道や駐車場がスコール時に水没しないよう、排水用の太い土管が駐車場部分に埋められています。そのこと自体は良いのですが、もしその土管に周辺地域の生活排水の管が接続されると、ビーチの水質悪化になるのではないかと、心配してしまいます。ジョムティエンでは、未だ多くの建物が下水をきちんと処理せず、そのまま垂れ流しにしています。
9月の時点では、ドンタンビーチは工事の土砂が流れ込み、全く泳げないくらい海水が茶色く濁っていました。現在は少しマシになっています。工事が完了して土管が機能し始めたら水質がどうなるか、今後予断を許しません。
3 .ビーチの木曜定休が終了。
6月下旬に始まったビーチの木曜定休は10月で終了し、今月11月からは木曜もデッキチェアは平常オープンしています。
乾季の稼ぎ時に解除されて、本当に良かったです。
これで以前のように、ビーチは毎週水曜のみお休み、となります。
4.海の家のデッキチェア区域の北側半分が、100m移動。
ドンタンビーチでは、海岸が南の入口から9メートルごとに区切られ、 No.1からNo. 36までのセクションに区分けされています。それぞれにオーナーがいて、 40脚ほどのデッキチェアを並べて、海の家として営業しています。
そのセクション配置が変わりました。
従来: No.1~No.36が連続
現在: No.1~No.20 → 100m空白 →No.21~No.36
No.21から先が100m移動となり、No.20とNo.21の間に空白の100m区間が設けられました。
No.20で、一旦デッキチェア区域は途切れます。
途切れた区域は、大型コンドのJomtien Condotelの前あたり。このマンションからの海の眺めが、少しスッキリします。
逆に割を食ったのが、ジョムティエン随一の高級リゾートRabbit Reortラビットリゾート。
リゾート前のビーチこれまでは空白で何もなく、付属プライベートビーチ感覚の趣きがありました。
それが現在は、移動してきたNo.21~No.36のセクションにかかってしまい、小汚い木製の折りたたみイスがずらりと並べられ、リゾートの高級感を台無しにしています。残念です。
車道の敷設区間は、ラビットリゾートの手前で終了しています。
将来、このリゾートの前にも車道が敷設されるようになったら、またデッキチェアの位置も変わるのかもしれません。注意深く見守りたいと思います。
以上です。
ここが安心・安全・快適のビーチに生まれ変わるのか、それとも目先の利潤最優先の危険で不潔なビーチになるのかは、まだ分かりません。
工事はまだ続いているものの、ドンタンビーチはデッキチェアもレストランも平常営業しています。11月に入り、大勢のロシア人の皆さんが、当地に舞い戻って来てくださっています。ビーチがバカンス客で活況を呈するのは、いいものです。
車線敷設の良い効果が出て、来シーズンのリピートにつながっていってほしいものです。
2018年1月23日追記:
車道敷設工事が全て終了しました。ビーチは新しく美しく生まれ変わりました。