ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

バンコクの南東150km、パタヤの南5kmに位置するJomtien Beachでロングステイしています

シャープヘルシオ体験

ひと頃、秋葉原を訪れる中国人観光客の皆さんが、高機能炊飯器をお土産に買って持ち帰るという話がありました。

私も現在、同じ心境です。ただし炊飯器ではなく、シャープの調理家電ヘルシオが気になっています。

 

1 .ウォーターオーブンヘルシオAW-AZ400

高熱の鉄板でも、高温の空気でも、電磁波でもなく、水蒸気の力で加熱する方式です。

healsio.jp

一世代前の機種で焼いた、ハンバーグと焼き芋を食べる機会がありました。ハンバーグは表面が極薄くカリッとしていて、中はサクサクホクホクで強烈に肉の旨味が感じられます。 手でつまんでも、指に油がまとわり付きません。焼き芋は、ねっとりとした金時のような甘さでした。

普通のフライパンやオーブントースターでの調理とは、別次元です。俄然、欲しくなりました。

 

ただ、電源は100ボルトにしか対応しておらず、タイの220ボルトでは使えないのが残念です。また、本体重量が20 kgを超えます。さすがにハンドキャリーは厳しいです。

 

 

2 .ヘルシオ ホットクック  KN-JW24C

水無し自動調理鍋です。食材の水分のみで調理します。

内部にかき混ぜ用の羽根があり、加熱温度と時間を設定して、完全自動調理ができます。材料を切って鍋に入れたら、後はほったらかし。温度設定が70度とかの低温で設定できるので、食材の持つ風味が消し飛びません。

牛肉の蛋白質の熱変性に適した摂氏60度一定、野菜の細胞膜変性に適した70度一定、といった調理法が一般家庭で実現できるようになった意義が、大きいです。

www.sharp.co.jp

こちらも、 一世代前の機種で煮たラタトゥイユをいただく機会がありました。食感はくたくた感がなく、食べ応えがあります。味付けは塩だけとの事でしたが、いくつもの野菜からの甘みで、複雑な味わいを楽しめました。

調理に使用したホットクックは、写真左側の赤い鍋です。

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大きさは10合炊きの炊飯器よりちょっとだけ大きいくらいなので、何とか頑張ればハンドキャリーでタイへ持ち帰るそうです。

ただこちらも、残念ながら電源は100ボルトのみに対応のようです。

 

諦めきれなくて、新宿西口ヨドバシカメラに行ってみました。中国人訪問客向けの220ボルト対応の各種調理家電が揃っていると思ったからです。ツーリストモデルのコーナーに案内してもらいましたが、並んでいたのは炊飯器だけでした。惜しい。

 

鴻海の傘下となり、今後発売されるすべてのシャープ製品が、 220ボルトにも対応するユニバーサルモデルとなり、それが標準となってくれればと思います。

すでに高機能炊飯器を買ったことのある中国人客に対し、日本ならではの最新高付加価値商品として、ヘルシオは格好のアピール調理家電となることでしょう。