ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

バンコクの南東150km、パタヤの南5kmに位置するJomtien Beachでロングステイしています

結膜炎でチャンヤ受診

右目が結膜炎にかかり、早い・安い・上手いのチャンヤクリニックで診てもらってきました。 f:id:jomtien:20171028001736j:image

 

昨日の朝、目が覚めたら右目に少し違和感がありました。まつ毛でも目に入ったのかと思い、痛くはないし、とりあえず右目をつむったまま、左目だけ開けてメールチェックなどをしていました。

 

しかし、1時間ほどすると、徐々に右目が痛くなってきました。安静にしていると良いのですが、少しでも目玉を動かすと痛みます。目を開けていられない。眼球の右下あたりに異物が挟まって擦れているような感じの痛みです。痛くて涙が大量に出てくるし、明らかにおかしい。

 

ちょうどお掃除をお願いしている通いのメイドさんが来てくれたので、目を見てもらいました。特に異物は見られず、出血もしていないとの事。一体何なんだろう。

この日は前国王様の本葬に伴う特別休日です。多くの商店はクローズです。病院も開いていないかもしれない。どうしよう。

 


ジョムティエンでお医者さんと言えば、チャンヤクリニック Chanda Clinic です。

以前の紹介記事はコチラ。

jomtien.hatenablog.com

 

朝9時になるのを待って、ダメ元で行ってみました。ありがたいことに開いていました!  早速、おばあちゃん先生が診てくださいました。

ペンライトで照らしながら、5秒間ほど右目を覗き、一言。

 

「コンジャンクティバイティス Conjunctivitis」


こんじゃんくてぃばいてぃす? 聞いたことある言葉だけど、えーっと、何だっけかな?
Conjunction コンジャンクションは接続詞、Conjunctive コンジャンクティブは結合という意味で、目についての結ぶって何だろう…  語尾の-itisは-炎の意味だよな... あぁ、結膜炎だ!
先生の言葉を理解するのに、3秒くらいかかりました(苦笑)。

 

疑問が浮かんだので、先生に質問しました。
「感染症なんですか。 異物侵入ではないんですか?」

 

先生、再度ペンライトを使い5秒ほど右目を覗き込む。
「異物はありませんね。結膜炎です。点眼薬と抗生物質と痛み止めを出しておきますね」

 

これで診療はサクッと終了しました。

 


いつものことながら、このクリニックの診療スタイルは昭和チックです。

1 .どこが痛みますか?
2 .患部を見せてください。
3 .症状は〇〇です。
4 .お尻に注射します。(今回は目の不具合なので省略)
5 .お薬出しますね。

 

簡単5ステップで、すぐに終了します。
今回にしても、どのように痛みますかといった細かな問診はなく、比較のため正常な左目を確認することもなく、5秒ほど悪い方の右目を覗き込んだだけで、ハイおしまいでした。
もうちょっとちゃんと話を聞いてくださいよー、もうちょっとじっくり観察してくださいよー、と内心思ってしまいます。

 


お薬は4種類。当地では医薬分業が導入されてないので、すべて院内処方です。

1 .殺菌用点眼薬  6時間おき

2 .抗生物質  1日2回2カプセルずつ

3 .痛み止め  4時間おきに2カプセルずつ

4 .軟膏   寝る前にまぶたの後ろ側に乗り込む。(怖)

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支払いは、計600バーツ(1,800円)。全額自己負担でも、これなら安い。ただし診療明細も領収書も処方箋もありません。

 

クリニックのドアを開けてから去るまでの総所要時間、わずか10分。
自宅に戻り、点眼薬を差し、抗生物質と痛み止めを服用し、1時間ほどで右目の痛みは治まってきました。3時間位で目を開けられるようになり、無事回復しました。


なんだかんだ言って毎回、早い・安い・上手いの3拍子が揃っているので、診察スタイルは昭和チックであっても、チャンヤクリニックには常に全幅の信頼を置いています。今回もバッチリでした。ありがとうございます。

 

 

備忘録:
後で辞書を引いたところ、結膜炎はタイ語でユアダーアクセープ เยื่อ ตาอักเสบ だそうです。
ユア(膜) + ダー(目) + アクセープ(炎症)