ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

バンコクの南東150km、パタヤの南5kmに位置するJomtien Beachでロングステイしています

シズラーで10皿のコース料理

1ヶ月おきくらいの頻度で、サウスパタヤのロイヤルガーデンプラザ内にあるレストラン「Sizzler シズラー」へ、足を運んでいます。日本でもお馴染みの、ステーキ&サラダバーのお店です。

以前、イタリア人の友達と一緒に行ったら、サラダバーの食材を工夫してスパゲティーを食べていて、感心したと投稿しました。

 

jomtien.hatenablog.com

 

その後、スペイン人の友達と食べに行った際にも、さらにユニークな工夫を目にしました。

なのでここで、改めて内容をまとめてみます。

 

 

「ビュッフェを取り入れて通常5皿で食べる所を、 10皿のコースにアレンジして、いただきます。」

 

シズラーのサラダバーでは。良質の食材を豊富に取り揃えています。一般家庭の台所では、到底不可能な品揃えと言えます。これを利用し倒して、倍の皿数にして楽しみましょう。

 

日本のシズラーも同様化と思いますが、通常は以下のような5皿のコースになります。

1 .スープ。スープバーから取ってきます。

2 .トースト。店員さんが持ってきてくれます。すべてのメイン料理に付いています。

3 .サラダ。サラダバーから取ってきます。

4 .メインの肉料理。店員さんが給仕してくれます。

5 .ゼリーとムース。デザートコーナーから取ってきます。

 

 

これを10皿のコースにします。

 

1 .ブルーチーズ&クラッカー。

ドレッシングコーナーにあるブルーチーズを皿に取ります。それにスープのトッピング用のクラッカーも数枚取ります。席に戻り、ナイフでチーズをクラッカーに塗って、いただきます。

食事の最初にチーズをクラッカーに塗って食べるのは、普段の食卓ではあまりしないものです。どちらかと言うと、ホームパーティーの定番スタイルです。これだけで、基本ファミレスであるシズラーの食事に、特別感が出せます。また、スープの前にこれを食べることにより、冷たい前妻→熱い前妻となり、コース感がアップします。

ブルーチーズは好きなのですが、ひと箱丸ごと買うと高価だし、冷蔵庫に入れてもあまり長期には持たず、駄目にしてしまうリスクがあります。その点、サラダバーで少量だけ楽しめる点も、魅力です。

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2 .枝豆。

サラダバーには、日本式の枝豆を置いてあることがあります。

自宅の台所にお箸が無いくらい、普段は和食とは無縁の食生活をしているので、私にとっては特別感のある付き出しです。枝豆は日本ではありふれた食材でも、当地では全く一般的ではありません。わざわざ和食店にまで出掛け、それなりの値段を出さないといけません。

ここのサラダバーで枝豆を目にしただけで、テンションが上がります。見た目・茹で加減。塩加減ともにちょうど良く、日本を感じられます。

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3 .スープ。

赤色系のスープを選びます。特にミネストローネが良いです。サラダのトッピング用のパルメザンチーズを、スープの上に振りかけましょう。

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4 .トースト。

このあたりのタイミングで、店員さんがバタートーストを運んできてくれます。

 

5 .スパゲティー。

スープバーの1番端にスパゲティーがあるので、皿に取る。ドレッシングコーナーのオリーブオイルをたーっぷりとかけ、さらにブロッコリースープなど白色でとろみのあるスープをかけ、最後にサラダのトッピング用のパルメザンチーズを振りかけます。

イタリア人の友人が、あまりに多量のオリーブオイルをかけるので、驚かされました。

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6 .肉料理。

注文したメインの肉料理が、運ばれてきます。

すでにここまでで5皿の料理を食べて忙しいので、野菜サラダは後回しです。

メインの肉料理はボリュームがある品は避けて、 299バーツ(900円)以下のチキンなどにしましょう。でないと、全10皿が食べられなくなります。

 

7 .野菜サラダ。

ここでは、普段自宅では食べない・食べられない食材を選びましょう。私の場合であれば、ビーツ・日本式のきゅうり・カニカマのサラダ・素揚げの南瓜あたりになります。

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8 . 12粒の葡萄。

デザートの最初は、葡萄から。スペインでは、年越しの12月31日23時59分になると12粒のブドウを1粒ずつ食べていくという習慣があるそうです。時報が0時になるのに合わせ、最後の1つを食べるそうです。

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9 .ヨーグルト。

ドレッシングコーナーにあるストロベリーヨーグルトを、たっぷりとスープカップに取ります。さらにサラダのトッピング用のレーズンとなパインナッツをたっぷりとかけます。席に戻り、よくかき混ぜていただきます。

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10 .ゼリーとムース。

普通にデザートコーナーから取ってきます。カロリーが気になる方は、9 .のヨーグルトのみにし、ここは省いても良いでしょう。

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以上です。

これだけいただくともう、大食漢の方もお腹いっぱいです。コスパ最高!

 友人に教えてもらったブルーチーズ&クラッカー・スパゲッティ・ヨーグルトが、自分としては目から鱗の発見でした。

 

ブルーチーズ、オリーブオイル、ナッツなど、このお店は副素材にまで良い品を使っているなと感心します。ミネストローネにしても、南イタリア出身の友人が「これは紛れもなく本場の味だ」と言っていました。自分でいろいろアレンジし、皿数を増やして遊べるのも、素材の良さがあってこそなのでしょう。

 

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せっかくのサラダバーを、肉料理の添え物で終わらせるのは勿体無いです。

いろいろな国の友人をこの店に誘ってみて、さらに新たなアレンジの発見をしていきたいものです。