たまたまテレビをつけたら、フランス国営テレビ海外向けチャンネルTV5で、アニメ「カリメロ」を放映していました。
あの、卵の殻を頭に載せた、黒いヒヨコです。どうやらコンピューターグラフィックを使った、リメイク版番組のようです。
でも、何か違う。
目の動かし方とか背景の描写とかが、TV5で他に多数放送されているフランス産アニメと、まるっきり同じ。自分の記憶の中にあるイメージのカリメロとは、全然違う。
釈然としないので、Wikipediaを見てみました。
いやぁ、知りませんでした。
カリメロって、元々1960年代にイタリアで誕生し、ヒットしたアニメだったんですね。確かに、カリメロって名前自体が、イタリア語ですよねー。
私の記憶にあったのは、それが輸入されて1990年代に東映が日本国内向けに作った第二版のようです。
今観ているのは、2013年にイタリアで製作された第三版になります。どうりで、日本のアニメらしさがまるで無いんですね。と言うか、こちらが本家本元のカリメロ。認識をあらたに、拝見させていただきました。(笑)