ジョムティエン在住で、フルオーケストラ鑑賞を愉しみたいいうことになると、首都バンコクにまで出向くことになります。
タイ交響楽団 TPO Thailand Philharmonic Orchestra が、バンコク西部サラヤ地区のマヒトン大学キャンパス内にあるPrince Mahidol Hallで、毎週末に定期演奏会を行っています。
今年初めてのTPOの演奏会を、聴きに行ってきました。テーマは、オーストリアとハンガリーのつながり。リスト、ブラームス、バルトークの曲目でした。
ゲスト演奏家は、日本人ピアニストの中川恵理さんでした。時には繊細に、時には荘厳に。ひと時日常を忘れさせてくれる、贅沢な時間でした。
ジョムティエンから会場までの距離は約180km。車で3時間の距離です。
金曜は19時開演、土曜は16時開演。特に混雑はしないので、チケットは開演30分前くらいまでに会場カウンターで直接購入すれば、大丈夫です。400バーツ。
会場へ公共交通機関で行く場合は、高架鉄道BTSシーロム線の終点BangWa駅とキャンパス間のSalaya Linkという連絡バスが利用できます。片道30バーツ。
ตารางการเดินรถ Salaya Link (Salaya Link Timetable )
帰りは、演奏会の終了時刻に合わせてその15分後に、会場前から駅行きのバスが出ます。
ジョムティエンからはさすがにちょっと遠いので、自分でハンドルを握る場合や、連絡バス利用の場合は、演奏会の前後にバンコク市内で一泊するのが良いかもしれません。
お愉しみは音楽だけではありません。キャンパス内でのランチがあります。
演奏会前には、会場近くのMusic Cafeで昼食を摂るのがお勧めです。濠に囲まれたジャングルの中にある、瀟洒なカフェです。
芸術家然とした見た目の教授と学生が熱く語っていたりして、お洒落かつアカデミックな雰囲気です。
カフェに行くには、橋を渡ります。
橋の手前には、竹林のサイクリングコースがあります。
濠では、水車が回っています。
カフェの奥には、見事な錦鯉がいる池もあります。
時にはジョムティエンから足を延ばして、こうした上質の芸術に触れるのも、良いものです。
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