一昨日、パタヤにメイソウが開店したと、投稿しました。
中国発の「ユニクロとダイソーと無印良品をまとめて足してパクった」お店」。
パクリもここまで定着してしまうと、もう動かしようが無くなったように思えます。
先月、ラオスの首都ビエンチャンに行った際、
メイソウのビエンチャン店を覗く機会がありました。
場所は、ラオス唯一のショッピングモール「タラートサオ」1階入り口。
10年前にモール自体は開業したらしいのですが、
モール運営のノウハウが足りないせいか、今は全体がボロボロの廃墟状態。
その中で、メイソウのお店だけが光り輝き、地元っ子で賑わっていました。
おそらくは、この店が「ラオスで一番お洒落なお店」なのかもしれません。
発展途上で、日本やタイでいうところの病院・路線バス・スーパーといいった
ものさえ、まだ無い状態の国です。
ラオスの人にとって、メイソウが与える文化的インパクトは、いかばかりでしょう。
パタヤには、すでにユニクロもダイソーも無印良品も、進出済みです。
なので、パタヤっ子はメイソウを見ても
「ふーん、ユニクロに似てるね。ユニクロの系列店なんだろうね」
くらいの感想になるでしょう
一方、将来ラオスに本物のユニクロ・ダイソー・無印良品が開店したら、
ラオスっ子はきっと
「どれもメイソウのパクりっぽいよねー」
と思うのかもしれません。(苦笑)
ただパクりに関しては、日本は中国の批判は、単純に出来ない気がします。
これまで日本は米国に対して、さんざんパクリをしてきているので。
今は、時代と立場が変わっただけに見えます。
・不二家のペコちゃんは、米国食品メーカーBirds Eye社のキャラそのパクリ。
・エクセルシオールカフェは、ドトールがスターバックスをパクった店。
他にも例はいくらでも有るでしょう。
何だかんだと非難もされず、市場に定着してしまっています。
メイソウも同様に、定着していくのでしょうね。
ビエンチャン店やパタヤ店の繁盛ぶりを見ていると、
昔のソニープラザのような雰囲気を感じます。
小物を通じで、お客様に「夢」を売ることに成功しています。