ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

バンコクの南東150km、パタヤの南5kmに位置するJomtien Beachでロングステイしています

リトルビット激似のノラに遭遇

スポーツジムからの帰り道、ふと前方の道端を見て、足が釘付けになりました。うちの飼い猫リトルビットがいます! 私に近寄ってきて、体を私の足に強くこすりつけてきます。

 

家からは結構な距離があるのに、どうしてこんな所にいるんだろう。そういえば今朝はハウスクリーニングをお願いしていて、人の出入りがあったから、そのどさくさで逃げ出してきたのかもしれません。

慌てて家に電話すると、確かにリトルビットは家の中に見当たらないとのこと。どうやら逃亡確定です。

抱き上げてみると、確かに顔も毛色もしっぽの長さも、リトルビットです。驚いた様子もなく、暴れもせず私の腕に身を任せて、私の顔をじっと見ています。

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でも、なんか違う。抱き心地にわずかな違和感を感じます。

なんとなく全体に毛足が短く、お腹周りもこんなにぽっこりしていたかなぁという印象。

 

おかしいと思い、もう一度家に電話しました。「リトルビットは家の中にはいない。その猫は間違いなくリトルビットだから、連れて帰ってきて」と言われました。

 

再度、猫を抱えあげ数歩歩き出したら、携帯の着信が鳴りました。家人からです。「リトルビットtが見つかった! 物陰に隠れていたよ」とのこと。

じゃあ、私が今抱いているこの猫はリトルビットじゃなくて、ただの野良猫だったんだ!?

 

あらためて仰向けにして股間を見ると、カストレイトされてなくてタマタマがついてます。ノラ確定です(笑)。

 

それにしても、よく似てるわー。 ぱっと見の外見では、リトルビットと区別がつきません。私へのなつきっぷりも、自然過ぎます。

 

なんだか狐につままれたような気分です。ノラを下におろし、そのまま一人で家へ帰りました。ドアを開けると、いつものようにリトルビットが出迎えてくれました。

抱き上げると、確かに納得の抱き心地です(笑)。 他人の空似は、猫にもあるんですねぇ。

 

冷房ありで快適な50/1カフェホームは穴場

ヘルスランドジョムティエン店でタイ式マッサージを受けた際、受付から施術開始までに少し時間があったので、一旦建物を出て、南隣の喫茶店へ行きました。

 

店名:    50/1 Cafe Home  カフェホーム

住所: Sukhumvit Soi50/1

営業時間:    午前8時から午後6時

 

通りの名前が、そのまま店名になっています。新しくて、洗練されたデザインのお店です。西洋人ではなく、タイ人オーナーのセンスと思われます。

カフェラテとカプチーノを注文しました。どちらも45パーツ(150円)。普通に美味しいです。

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冷房付きの飲食店はジョムティエンでは稀なので、このカフェは貴重です。清潔でセンスがよく、快適に過ごせました。幹線道路のスクンビット通りからは1歩入ったところなので、ちょっと穴場的で落ち着けます。

マッサージまでの待ち時間を、気持ち良く過ごせました。ジョムティエンのビーチロード沿いに、こんな感じのカフェがあったらなぁ、と思います。

 

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階連投稿:

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ヘルスランドジョムティエン店で瞑想タイ式マッサージ

バンコク市内に8店舗を展開する高級スパチェーン Health Land ヘルスランドは、パタヤにも進出しています。以前より、North Pattay  Road ノースパタヤロード沿いに、 Pattaya Nua パタヤヌア店を営業しており、人気となっていました。

一昨年には、パタヤの南のジョムティエンにも、スクンビット通り沿いに新店舗をオープンしました。巨大な白亜の殿堂です。

 

店名: Haelth Land Pattaya Sukhumvit  ヘルスランドパタヤスクンビット

住所: スクンビット通り 111/555番地  

電話番号: 038-4122771

営業時間: 午前10時から深夜0時 

Health Land

 

行ったことのある友人知人数人からは、良いよと評判は聞いていました。ただ、基本的に観光客向け施設につき、これまであまり触手が動きませんでした。それが今回、タイ人の友人に誘われて、初訪問となりました。とても良いお店でした。

 

場所は、Thepprasit Road テパシットロードとの三差路から、100m北。

店舗前には、広い平置き駐車場があります。ただ今の時節は駐車しておくと、ボンネットで目玉焼きができそうなくらいに、車内が熱くなります。

そこで、南側の細い通りスクンビットSoi50/1 に入り、ヘルスランド建物脇の樹木の陰に、路肩駐車しました。裏ワザとして、こっそりおすすめです。

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垣根の合間から敷地に入り、建物の裏側からロビーへ入れます。

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パタヤヌア店は、借地の上に建屋を建てて運営しています。それに対しこのジョムティエン店は、土地からすべて自社所有です。裁量が大きい分、思い切った体制で運営されているようです。

ロビーはピカピカで豪華。パタヤヌア店よりも、さらにスケールアップされています。

ちょうどメーデーの祝日の午後で、大勢のお客さんがいました。ほとんどが中国人もしくは韓国人の観光客です。高級スパ施設なので女性客がほとんどかと思いきや、男性客の姿も多かったです。

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広いロビーには、オリジナルアロマブランドの Nine Herbs ナインハーブズのお店もあります。

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2時間のタイ式マッサージコースを申し込みました。料金600バーツ(2,000円)+チップ100バーツ。結構なお値段のスパメニューは各種揃っていますが、タイ式マッサージやフットマッサージのみであれば、さほどの金額ではありません。

 

予約なしで祝日午後のピーク時間帯に入店したこともあり、あいにくマッサージ師さんは全員ふさがっていました。20分待ちで順番が来るとのことなので、一旦建物を出て近所の喫茶店でコーヒーを一杯飲んで、時間調整しました。

 

建物は、フロントのある前館と、渡り廊下でつながった後館の2つがあります。マッサージで案内されたのは、後館4階でした。真新しくて、かつ落ち着きがあります。廊下はロールプレイングゲームのワンシーンのようです。

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施術室は、2人用プライベートルーム。かすかな明かりと、かすかなBGMと、微かなアロマの、とても落ち着いた空間です。

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施術内容の流れそのものは、町なかの一般店と基本的に変わりません。しかし私を担当した施術師さんも、友人を担当した施術師さんも、大変良い腕前でした。ツボをピンポイントで点で押すのではなく、周囲の筋肉の束も含めた面で押し下げていきます。柔らかく、かつ深い押しです。

 

先程飲んだコーヒーの影響があるのかもしれませんが、静寂の中で気分はとても落ち着いているのに、神経は冴えわたります。不思議な感覚です。

ツボを押されるのに耐えていると、つい背中や体全体に力が入ってしまいます。なので、意識して力を抜くようにします。

そうしてるうちに呼吸が、自然とインドヨガのウジャイ呼吸になっていきました。吸う時も吐く時も、いつもお腹は薄くぺったんこにし、胸式呼吸をします。吐く息は、吸う息の3倍の時間で、常にゆっくりと。呼吸の際に喉の奥で、微かな摩擦音をずっと立て続けます。それにより一種の瞑想状態に入ります。

 

こうした状態に入れるのも、視覚と聴覚が完全に外部から遮断されたプライベート空間だからこそです。これまでタイで受けたマッサージの中で、最高レベルの一つでした。

 

先月、重慶と成都へ行き、明るく賑やかな中国式按摩を体験してきました。医療効能としてはおそらく、そちらの方が理にかなっているのでしょう。しかし心身全体のリラクゼーションとしては、ここのタイ式マッサージの方が、はるかに癒されます。タイ式マッサージがなぜ中国人観光客の皆さんに大人気なのか、ようやく自分で腹落ちし納得しました(笑)。

 

料金は、町なかの一般の小型店に比べ倍ですが、そちらへ2回行くよりもこのヘルスランドジョムティエンへ1回来る方が、満足度は高いです。コスパ良好。

ビーチから5キロほど離れたロケーションではありますが、たまの自分へのご褒美に、最適です。

 

 

5月のバンコク笑いヨガのクラスを、昨日開講

Facebook投稿の和訳です;

The Bangkok Love "n" Laughter Yoga... - The Bangkok Love "n" Laughter Yoga Club | Facebook

 

5月のバンコク笑いヨガのクラスを、昨日開講しました。

 

オーストラリア人リーダーDustyダスティの進行の元、日々の生活に笑いをどう取り入れているかを、皆でシェアしあいました。

 

自ら経営する会社で、社員と一緒にエクササイズとして笑う。勤務している学校のクラスで、生徒たちと笑う。日々、物事に心を捉われないようにと笑う。毎日のヒンズー教の礼拝に併せて笑う。主婦として家庭に笑いを取り入れている。オートバイを運転しながら笑う。リハビリ施設や養護施設での毎週のボランティアの際に笑う。皆さん、様々な場面で取り入れています。

 

来月までの宿題は、さらに新たに笑いをどこかに取り入れてみよう、にしました。

毎朝のコーヒータイムの際に必ず笑うことにする、に私はしょうかなぁ。

 

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来月の開催は、6月8日(土)16時~17時です。無料です。どなた様も、お気軽にご参加いただけます。

 

玉ねぎを入れ忘れた人参じゃがいもポタージュスープがちゃんと美味しい

私のホットクック調理の師匠 美紀子さんのブログに触発され、ニンジンとじゃがいものポタージュを作ってみました。

amba.to

1.  人参3本は皮をむいて、ティファールのチョッパーでみじん切り。じゃがいも1個はピーラーで皮をむいて、8つ切り。

2.  具材重量の30%の水を加え、ホットクック自動メニュー1-6 かぼちゃのポタージュモード。

3.  終了6分前に、具材重量の30%の牛乳と、全重量の0.6パーセントの塩を投入。出来上がり。

 

スープを器に盛る時点で、気がつきました。何かが足りない。

 

しまった、玉ねぎを入れ忘れた!!

 

あっちゃー、やってもうた。でも、もう遅い。後の祭りです。仕方なく、スープを一口飲んでみました。

 

ちゃんと美味しいじゃないか!?

 

びっくりしました。甘みが足りないとか、繊維質が足りなくて水っぽいなどということはなく、トロみがちょうど良くて、舌触り良いです。玉ねぎ無しだと、人参の味がよりシャープに感じられます。

 

ホットクックを買って、初めてレシピ通りにかぼちゃのポタージュを作った時以来の、衝撃でした。

でんぷん質の多い具材だと、玉ねぎは無くても大丈夫なんですかねー?
玉ねぎをみじん切りにして入れるという調理工程が一つ減ったのも、嬉しいです。

 

ポタージュスープ作りに玉ねぎは不可欠、という思い込みブレインロックが外れました。

 

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自動メニュー ベトナム式ビーフシチューモードで牛肉が柔らかくなり、ハヤシライスが美味しくできました

パタヤ市内 Central Festival Shopping Mall 通称センタンの地階スーパーで、S&Bとろけるハヤシのルーが入手できるようになりました。そこで、ハヤシライスを作ってみました。

 

材料:  角切り牛肉400g、玉ねぎ2個、人参1本、トマト小4個、刻みにんにく大さじ1、S&Bとろけるハヤシのルー1/2パック4皿分。

 

塩:  具材重量 x 0.6% - 3.6g

ルー1皿分の塩分か0.9g なので、4皿分 0.9g x 4 = 3.6g を差し引きます。

 

ホットクック自動メニュー 1-4 Vietnamese beef stew / Borscht ベトナム式ビーフシチュー/ボルシチモードで85分間。

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以上で、おいしくできました。
5回目のチャレンジで、ようやくうまくできました。

 

1回目:   煮込まないハヤシライス作りにトライ。ホットクック手動混ぜありモード10分で、ステーキ用牛肉を使ったら、肉が靴底みたいに固くなり、失敗。

 

2回目: 肉を柔らかくするというパパイヤの果肉に、あらかじめステーキ肉を浸けてみた。しかしムラができて、まだ固いところと、溶けてスジになってしまったところが混在し、失敗。

 

3回目: 牛肉使用を諦め、豚肉で作ってみた。ハヤシではないまったく別の何かになってしまった。失敗。

 

4回目: 旧カルフール系の大型スーパー Bic-C Extraへ行ったら、見た目に柔らかそうな牛角切り肉が売られていたので、ゲット。大事をとって前実験として、カレー粉を入れて、ホットクックのラタトゥイユ自動モード40分で、カレーライスにしてみた。一応食べられるが、やっぱり肉はまだ少し固い。この時点で、煮込まないハヤシ作りを断念。

 

5回目: レシピ集の自動メニューをよーく見てみると、 Vietnamese beef stew / Borscht ベトナム式シチュー/ボルシチモード1-4 というのがあった。日本のシチューとベトナム式は何が違うのかよく分からないが、これで試してみることにした。調理時間が長く85分なので、これでいけるのではと期待。
実際、とても良い出来上がりとなった。牛肉はちゃんと柔らかくて適度な歯ごたえもあり、かつ出汁ガラにもならずに、ちょうどいい感じ。

 

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ようやくここまで漕ぎ着くことができました。

 

タイの当地では、牛肉を食べる食習慣が、さほどありません。大型スーパーでも牛肉はあまり置いておらず、外国人向けスーパーであっても、置いてあるのは大抵ステーキ用肉ばかりで、あまりバリエーションがなく、肉質が固いです。

いわば牛肉料理不毛の地で、人様に出せるレベルの料理がようやく作れて、嬉しいです。

次回は赤ワインを加えてみて、味わいがどう変化するかを、見てみたいと思います。

 

 

 

ロンポー市場の閉鎖は1年間延期

今年初めに、地元ローカル市場 Rompo Market ตลาดร่มโพธิ์ ロンポーマーケット内の床屋に行きました。そこで、市場全体が3月末をもって閉鎖となり、バンコククリスチャン病院ジョムティエンが建設される運びだ、と聞かされました。

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しかし、4月に入って以降も、市場は平常通りの営業を続けています。

同じ床屋に入って聞いてみると、閉鎖はとりあえず1年延びたとのことでした。先のことは分かりませんが、とりあえずほっとしました。

当面は床屋難民には、ならずに済みそうです。

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なお市場の片隅にある立て看板は、そのままです。

この土地はバンコククリスチャン病院の所有であり、現在は賃借中。期限は2019年4月1日まで、となっています。

1年延びたということは、 2020年4月1日までになるのでしょう。

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食後のデザートに茹でジャガイモが出る四川航空は良い

成都からバンコクへの復路フライトは、四川航空を利用しました。中国大陸の航空会社を利用するのは初めてでしたが、なかなか良かったです。

 

国際線が発着する成都空港第1ターミナルは、まだできたばかりと見え、ピカピカです。国内線の多くが発着する第2ターミナルとは異なり、飲食店や土産物店はほぼ皆無ですが、コンパクトで機能的にできています。建物入口にセキュリティチェックはありますが、航空券を持たない送迎の人も建物内に入れて、便利です。

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預け入れ荷物はなかったので、自動チェックイン機でチェックインしました。3台並んでいる機械のうち、2台は故障で動いていなかったのは、ご愛嬌。混んでいなかったので、残る1台で問題なくチェックインできました。しかも操作は、そばにいた係員さんがやってくれました。

もうとにかく、パンダだらけなのが微笑ましいです。

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満員の乗客を乗せたフライトは、定刻通りに出発。

座席ピッチは、背の高い私がギリギリ膝を揃えて座れる程度。これなら、バンコクまでの3時間のフライトは、大丈夫です。

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LCCではないので、ちゃんとした機内食が出ます。一瞬、見た目にパスタかと思いましたが、ちゃんとガッツリ四川の麺料理でした。一口食べるとめっちゃ辛くて、驚きました。でも、うんまい。旨さがか辛さに勝っているので、食べ続けられます。付け合わせのミニパック搾菜もイケる。ちゃんと完食できました。食べ応えあり。うっすらとかいた額の汗を拭きつつ、満足。ヨーグルトドリンクが付属していたので、それで口の中の収まりがつきました。

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食後に何かが配られ始めました。アイスクリームかなと思ったら、違うようです。なんと、それはじゃがいもでした。8分の1カットされた茹でジャガイモです。

隣の席のお爺様が皮をむいて食べ始めたので、私も真似しました、珍しがって私が写真を撮っていたら、お爺様は不思議そうにこちらをチラ見していました(笑)。

 

このジャガイモは良いです。今までにない新感覚。ちゃんと暖かくて、美味しい。中国の航空会社では、これは普通のサービスなんやろか!?

指先はべとつきますが、ウェット紙おしぼりが食事と一緒に配られていたので、問題ありません。

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ジャガイモひとつで、四川航空が一挙に気に入りました。

 

フライトはスムーズで、定刻通りにバンコク空港へ到着。ランディングから30分後には、もうジョムティエン行き高速バスに乗ることができました。無事に四川への旅、終了です。

 

成都大熊猫繁育研究基地は予想以上の感動スポット

成都での1週間の滞在中、最も感動したスポットはパンダ専門の屋外動物園でした。

 

ネットで検索すると、成都での観光の目玉は、圧倒的にパンダ基地となっていました。所詮、子供向けの施設なんだろうけど、一応有名みたいだからとりあえず行っておくか、くらいの感覚で足を運んでみました。確かに子供向け施設なのですが、どっこい大人も大感動のスポットでした。

 

名称:    成都大熊猫繁育研究基地    The Chengdu Research Base of Giant Panda Breeding 

交通:    地下鉄3号線  熊猫大道駅下車   →  A出口から直通路線バスD025系統乗車。料金2元  →  10分で終点の熊猫基地バス停に駅到着。

入園料:    55元(920円)     6歳以下、65歳以上、軍人、障害者は無料。小中高生半額。

開園時間:    午前7時半から午後6時

 http://www.panda.org.cn/jp/

 

市内からのアクセスは、とても便利。パンダ基地行きのバスは派手な塗装なので、すぐにわかります。

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敷地は広大です。チケットブース左手に、丘の頂上まで一気に運んでくれる電気カートのサービスがあります。混んでいなければそちらを利用するのが良いでしょう。歩いても、丘の上まで行けます。

敷地があまりにも広大なので、個人で訪れると、どこをどう行っていいかわからなくなります。そんな際は周りを観察し、旗を持って団体さんを先導しているツアーガイドさんを見つけ、その後をこっそりとついていくと、パンダがいる場所へたどり着けます(笑)。

 

入り口近くにあるレストランを除き、園内に飲食施設は全くありません。丘の頂上には水の自動販売機がありますが、稼働していません。ペットボトルの水持参がおすすめです。

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パンダは、木の高い所にいます。木登りする動物だとは知りませんでした。大人のパンダは、じっとして寝ていました。

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ハイライトはなんと言っても、幼年パンダエリア。3頭の子供パンダが戯れています。

歩く、立ち止まる、座る、梯子を登る、木の上で寝る、笹をかじる、水を飲む、う〇ちをする、地面でじゃれ合う、穴ぐらへ帰る。

もう、全ての動作が可愛い。可愛いすぎる。子供パンダはじっとしておらず、ずっと動き回っているので、時間を忘れて見入ってしまいます。見物客は多いのですが、大混雑という程ではなく、好きなだけゆっくりと見ていられます。

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動画はコチラ

@hideyook - 木から降りるパンダ 可愛いすぎる。Cutest in the world.... | Picdeer

@hideyook - おうちへ帰るパンダ Pandas coming home. 可愛いすぎる。C... | Picdeer

@hideyook - かゆいかゆい itchy itchy 可愛いすぎる。Cutest in th... | Picdeer

 

動物園でこんなに感動したのは、シンガポールのナイトサファリ以来でしょうか。ああ、来てよかった。この子パンダたちを見るためだけに、わざわざ飛行機で成都にやってくる価値があります。

 

 

観光地ではないけれど、人民公園とその隣のローカル市場散策が楽しい

歴史上の偉人ゆかりの寺院や史跡が、成都市内にはがいくつもあり、足を運んできました。

 

「三人集えば文殊の知恵」で有名な、文殊様のの文殊院

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杜甫を祀る杜甫草堂

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こうした有名な観光名称以外にも、街の歴史と活気を感じさせる所がありました。特に、人民公園とローカル市場が良かったです。

 

人民公園は、地下鉄2号線人民公園駅を降りてすぐ。

都心なのに結構な広さで、起伏もあり緑豊かで、散策するのが楽しいです。朝早く行くと、お約束の太極拳や広場ダンスをやっています

樹木の選定が見事で、公園全体が立派な庭園です。いくつもの由緒ありそうな門や祠があります。見事というほかありません。蜀の都としての風格を、今に伝えています。

 

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人民公園の南東側には、ローカル市場の汪家拐農貿菜市場あります。

活気に溢れ清潔で、日本やタイランドには見られない食材がずらりと並んでいます。野菜も肉も、やたらとサイズが大きい。通路にはゴミはほとんど落ちておらず、バエは皆無で、この清潔度なら精肉を躊躇なく買えそう。香港と同等かそれ以上です。

めっちゃ内陸だけど、水産物も豊富。揚子江は、ほぼ海扱い(笑)。四川ならではの、色鮮やかな赤唐辛子専門店まであります。

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ただの市民生活の場が、私にとっては、歴史と文化の豊かさを感じさせられる立派な観光資源でした。

 

 

王師推掌按摩でお手軽に中国式全身按摩を初体験

宿泊した成都西部青年旅舎のフロントで教えてもらったマッサージ店へ、行ってきました。

その前に訪れた重慶で、中国式フットマッサージを初めて受けて気に入ったので、成都でも行ってみようと思った次第です。

タイ式マッサージとは全く異なる、中国式全身あん'まを初体験することとなりました。

 

店名:    王師推掌按摩  Wong's Massage shop

住所:    成都市青年区三多里90号附2

最寄りバス停:    順城大街  市青年宮バス停下車  徒歩3分

 

注文コース:    全身按摩 Body massage     60分  50元(850円)

オプション:    火缶 Cupping therapy    20分  20元(330円)

 

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地下鉄4号線 騎馬市駅と太昇南路駅の中間になります。1号線転 天府広場駅からも、結構距離があります。

「成都  王師推掌按摩」と百度マップで検索するとヒットするので、それを運転手さんに見せて、タクシーで行くのが最も簡単です。

最寄りバス停には多くの路線が走っているので、交通ICカードの天府通を持っていれば、バスで気軽にアクセスできます。パス亭を降りたら、三多里という路地をまっすぐ入っていき、梵音寺街との三叉路にお店があります。

 

夕食後に、予約なしでお気軽に、ふらりと行きましたベッド数四つの小さな按摩院ですメニューの中にはフットマッサージもあったのですが、あえて表の一番上に書かれている、全身あんまコースにしました。

 

タイ式マッサージとは全く別物でした。特にガウンに着替えることもなく、そのままの服装でベッドに横たわります。すると頭皮からガシガシと揉み始めてくれました。指先で強く、ピンポイントでツボをグイグイ押していきます。さらに首、肩、腕へとあんまマッサージは続き、シャツやズボンの上から指で押していきます。

 

明るく賑やかです。気温18度で暑くも寒くもなく、入口ドアは開放状態。天井の蛍光灯が眩しいので、目は閉じます。私以外のお客さんたちは、ずっと按摩師さん達とお喋りをしながら、施術を受けています。リラクゼーションではなく、雰囲気は気軽ですが、明確な医療行為です。

 

タイ式マッサージとは異なり、腕や脚を曲げたりねじったりは、ありません。仰向けもしくはうつぶせで横たわったまま。ずっとツボの刺激を受け続けます、あー気持ちいい、気持ちよすぎる。

数日間にわたって知らない外国の街を歩き回ってきて、体のあちこちに緊張が溜まっていたのが、ほぐされていきます。はーーーっ。

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一時間の施術が終わり起き上がると、あんま師さんが竹筒を持ってきて、指差します。どうやら、あのスーッと吸いつかせるやつみたいです。せっかくの機会なので、やってもらうことにしました。

竹筒の中に火をあぶって、背中にどんどん吸い付かせていきます。多分10数個使われたと思われます。結構きつい。痛い。でもそのまま大人しく、うつ伏せになっていました。

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なかなか解放してくれないなと、しびれをを切らしそうになったところで、ようやく竹筒を外してもらえました。背中が痛痒い。すごく血行が良くなってるみたいです。

いくつもの赤紫色の跡がつき、数日間ずっと残っていました。背中へのカッピングは初めての経験でした。良い体験でした。

 

全身按摩とカッピングで、お代はしめて70元(1180円)。コスパ良いです。

店を出る頃には夜10時近くになっていました。タクシーで帰ろうと思いお願いしたところ、あんま師さんは近所の若い衆(?)のお兄さんを連れてきて、タクシーが捕まえられる場所まで、このお兄さんが連れてってくれるよ、と言ってくれました。

お兄さんの後をついて歩いていくと、路地から少し広い通りに出ました。そこでお兄さんが流しのタクシーを呼び止めてくれ、無事に宿まで帰れました。皆さん、至れりつくせりで、親切です。

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 初めての中国あんま体験は、身にも心にも大きな刺激となりました。楽しかったー。

 

百度マップの貼り付け方が分からないので、グーグルマップを貼っておきます。

場所はここの隣あたり。手前に大きなマッサージ店がありますがそこではなく、さらに奥です。

 

交通ICカードの天府通卡 を買ったら、成都市内の移動が自由自在

成都市西部にある杜甫草堂博物館へ行こうと、市中心部のバスターミナルから、観光路線バスに乗ろうとしました。

料金が分からなかったので、地下鉄の初乗り運賃が2元(34円)だから、多分それでいいだろうと思い、1元紙幣二枚を出したところ、運転手さんが変な顔をし、降りて外へ戻るようにと指で合図しました。

したたなくバスの外に出ると、案内係らしき係員がいました。その係員に紙幣を見せても、やはり変な顔をします。中国語で何か言われるのですが、分かりません。

ちょうどその時、中国人の青年が1人、その係員にバス料金を尋ねに来ました。やはり2元のようです。それから係員は私に、紙幣2元をその青年に渡すよう指示しました。そしてその青年は、係員が持っている端末に自分のスマホをかざし、それでバスに乗り込みました。係員は、私もバスに乗るよう促しました。

 

どうやら青年が私のバス代を立て替えて、電子マネーで払ってくれたようでした。成都のバスには現金払いがないことを、その時知りました。青年は煙台から来ており、これからいくつかのお寺を見物しに行くとのことでした。

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宿の青年旅舎に戻って、フロントでことの顛末を話したところ、近所のコンビニで公交卡という交通ICカードを売っているから、それを買えばバスに乗れます、と教えてくれました。それで早速買いに行きました。コンビニでは、もらろん筆談です。

 

コンビニ  舞東風 Wu Dong Feng 

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交通ICカードの正式名称は、天府通卡 Tan Fu Tong。パンダのゆるキャラのイラストが描かれた、丸い金属バッジです。

天府通 - 维基百科,自由的百科全书

 

価格は35元(590円)、それに加えて乗車賃20元をチャージしてもらいました。

成都市内のみ有効で、地下鉄とバスの両方で使え、後日バッジを返却しての35元払い戻しはありません。地下鉄では切符券売機での現金払いは可能ですが、この天府通を使うと、料金1割引になります。2元の区間は1.8元、5元の区間なら45元へと、おトクになります。

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めっちゃ便利。このバッジを一個持ち歩くだけで、心理的に随分と、街歩きが楽になりました。

昨日投稿したSIMカード、スマホのBaidu百度地図アプリ、それにこの天府通が、3種の神器になります。

 

これら3つがあれば、どこへでも気軽に行けます。バスでしかアクセスできない郊外の観光名所へ、迷うことなく低料金で、行って来れます。バス停でパスを待つ際、乗る予定のバスがいくつ前のバス停まで来ているか、リアルタイムで百度地図アプリシ上に表示されるので、イライラせず心配せずに待てます。

散策し歩き疲れたら、その場で地図アプリを検索して、さっと路線バスで戻ることができます。1週間の成都滞在で、トータル50元をチャージし、ほぼ使い切りました。

 

後日、旅行から戻ってから知ったのですが、地下鉄の駅では交通ICカード専用販売機が設置されており、そちらで買えば、後日のデポジット35元返却を受けられるようです。

 

 

 

成都でチャイナモバイルのSIMカードを買いました

私の趣味の一つは、旅先で携帯電話用のSIMカードを購入することです。それにより、その国の通信事情が垣間見えるからです。

これまで14カ国でSIMカードを購入したことがあります

フランス、イタリア、インド、ネパール、タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナム、マレーシア、シンガポール、香港、台湾、日本。

 

そして今回は、中国です。難易度としては、日本に次いで、これまでで2番目の最高難度レベルでした。

 

成都に到着し、宿泊先の青年旅舎フロントで、SIMカードを買えるお店を教えてもらえました。そこで何とか無事に購入できました。

 

店名:    チャイナモバイル 中国移動 China Mobile    店名詳細は不明ですが、たぶん天府広場店

住所:    成都人民東路44号

最寄駅:    地下鉄1号線・2号線   天府広場駅 徒歩5分

必要なもの:    パスポート、宿泊ホテルの電話番号

料金:    SIMカード代35元(590円)    通信量20元を含む。電話番号つき。

所要時間:    1時間20分

 

大型の旗艦店のようでしたが、英語はいっさい一言も通じません。私は中国語が話せません。なので、店員さんとはスマホの筆談のやり取りとなりました。私は自分のiPhoneのメモ機能で、適当に漢字を書いて見せます。

「我昰日本人    我成都滞在7天    要SIM card  容量1GB」 てな感じです。

お店の人はスマホに中国語で話しかけて、翻訳アプリで日本語にし、見せてくれます。

 

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電話番号が十個ぐらい並んで表示されたパソコン画面を見せられ、その中から適当に好きな番号を一つ選びました。それをSIMカードに番号を登録したものを、私のiPhoneに装着してくれました。支払いをし、最後にカウンターに設置してあるタブレット端末に、購入内容が表示され、そこに署名をして手続き完了です。

 

中国ならではで面白いなと思ったのは、レシートを含め一切の紙類を最後にもらえなかったことです。

これまでの他国でのSIMカード購入経験では、10センチ四方くらいの紙のパッケージに、番号が既に登録されたSIMカードが入ったのを売ってくれ、購入後はその説明書詳細付きのパッケージを、領収書とともにもらえていました。それがここでは、一切何ももらえませんでした。自分の電話番号が何だったかも、分かりませんでした。

 

電子商取引が一般化し、もはや紙の領収書や説明書という概念がないのかもしれません。

あと思うに、どうやらこれは旅行者向けではなく、単なるプリペイド方式の一般携帯電話加入の手続きのようでした。データ通信だけでなく、電話番号もあるし。

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いずれにせよ、なかなか一筋縄ではいきませんでした。

 

成都の前には、重慶に三日間滞在したのですが、そこでは入手できませんでした。重慶の宿泊ホテルでは全く一言も英語が通じず、百度Baidu で検索しても中国語の情報のみで、日本人旅行者にとって必要な情報が得られません。新幹線が発着する鉄道ターミナル駅に行っても、そこの案内窓口では全くわからずでした。

 

重慶の街なかで、中国移動の看板を出している携帯電話販売店を、三軒ほど訪れました。しかし何処もSIMカードは売ってくれず、どのお店でも「観音橋へ行ってください」と言われました。どうやら観音橋というのは重慶の繁華街のようです。観音橋地区の中の、どこの住所の中国移動大型店に行けば良いのかを尋ねましたが、どのお店も教えてくれませんでした。

 

地下鉄で観音橋駅へ行ってみましたが、中国移動のそれらしい店舗は見つけられませんでした。百度マップで検索すると、大きなオフィスはあるようでしたが、週末なので閉まっていました。

観音橋駅前には大型家電量販店があったので、入ってみました。日本のような、量販店オリジナルのSIMカードを売っているかと思ったからです。でも、ありませんでした。

結局、重慶での購入はギブアップしました。

 

成都到着初日に、まず上記の成都旗艦店へ打ったのですが、時刻は夕方5時前でした。店員さんにSIMカードを買いたい旨を言うと、もうすでに今日の受付時間は過ぎているから、明日の朝10時にまた出直してくださいと言われました。

翌朝、改めて出向いて手続きを始めると、何やら険しい顔つきで店員さんがずっとパソコン画面を見ています。私が作り笑顔で何か話しかけても、店員さんノーリアクションです。なにやらシステム不具合が発生しているとのことで、1時間待たされました。さらに手続きに20分かかり、所要1時間20分かかりました。その間、顔写真が何度も撮り直しとなり、計4回撮られました。

 

あと、空港へ足を運んでみて知ったのですが、驚いたことに、成都国際空港ではSIMカードは買えません。国際線到着フロア出口にはまったく何もなく、案内カウンターがひとつあるだけです。本当にまったく何もなく、到着客はそのまま何もできず、地下鉄か車でさっさと市内に出るしかありません。

案内係の人には、SIMカードは市内に出て買ってください、と言われました。

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百度マップで検索すると、空港内には3軒の携帯ショップがヒットします。しかし実際に辿ってみると、なぜか場所は国内線出発カウンターの奥で、しかも世界対応Pocket WiFiレンタルとか書かれており、明らかに外国へ出掛ける中国人旅行者向けのサービスでした。

 

 

漢字の読めない外国人旅行者だったら、成都でのSIMカード購入は、全くもって無理です。手間隙がかかったとはいえ、なんとか私は中国のSIMカードを無事入手できました。代金もお安い。

日本のNTTドコモ旗艦店だったら、住所の無い外国人旅行者には、100%絶対にSIMカードは売ってくれません。プリペイドもありません。なので、中国の方が若干、日本より状況はマシと言えるでしょう。

 

 

 

入手の大変さを考えると、中国旅行ではやはり出発前に、あらかじめ中国用のSIMカードを用意しておくのが、良さそうです。

バンコク在住のお友達に教えてもらったのですが、タイからであれば、AISのアジア向けSIMカード SIM2Fly 399バーツが便利なようです。AISのお店で購入し、月50バーツずつトップアップして有効期限を延ばしていけば、ずっと使えます。

http://www.ais.co.th/roaming/sim2fly/

 

あいさつは人間関係の基本です、な成都の青年旅舎

ソンクラーンの週は、四川省の成都に滞在していました。

宿は、Booking.com ブッキングドットコムで検索して見つけた、Xishu Garden Inn シィシゥガーデンイン というホテルにしました。市中心部の人民公園の近くで、星4.5の高評価。1泊228元(3800円)で、お手頃そう。

 

ネット予約完了の1時間後、ホテルから直接、案内メールが来ました。内容を見てびっくり。ホテルの中国語名表記が

「西部青年旅舎」

となっています。なんとバックパッカー向け宿です!

予約の際、全然気が付きませんでした。ホテルの写真で、西洋人客で賑やかそうな朝食会場と思われる場面があったのですが、大して気にも留めていませんでした。でも改めて見ると、確かにバックパッカー宿らしい雰囲気です。Xishu は、西部の中国語表記でした。

バックパッカー宿のダブルルーム個室を、私は予約していたのでした。

 

名称:  成都西部青年旅舎 Chengdu Xishu Garden Inn シィシゥガーデンイン 

住所:  成都青年区 東城根南街19号附5号

電話:  18180844828

最寄駅: 地下鉄2号線人民公園駅徒歩8分、天府広場駅徒歩10分

シィシゥ ガーデン イン(成都市)– 2019年 最新料金

 

今更この歳でユースホステルに泊まるなんてねぇ、とは思ったのですが、もう予約はしてしまったし、そのまま宿泊することにしました。

現地に到着しすると、フロントの受付係がにこやかに迎えてくれました。流暢な英語でです。これにはびっくりしましたが、西洋人バックパッカー宿であれば、当たり前と言えば当たり前になります。このフロントで英語が通じることが、どんなに大きなメリットであるかを、滞在中何度も感じることになりました。

 

お部屋の清潔度は、二重丸。ベーシックな作りではありますが、広さも機能性も十分。バックパッカー向け宿なので、大きな設備投資は当然していないながらも、快適度を上げるための経営努力が十分に伺えます。

窓からは、伝統的な古い建物と、公園の緑と、遠くの高層ビル群が見え、眺めが良いです。しかも大通りに近いのに、静か。都心過ぎて、食べ物屋さんなんかには却って困るかなと思ったら、全然そんなことはありませんでした。

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フロントでは、両替はどこでできるか、SIMカードはどこで買えるか、フットマッサージ店は近くにあるか、朝食でお粥を食べられる店は近くにあるか、といった質問に的確に答えてもらえ、大変助かりました。その前に泊まった重慶のホテルでは、英語が全く一言も通じなかったので、余計にありがたみがありました。

 

フロント係も、お掃除やスタッフの人も、顔が会うたびににこやかに挨拶をしてくれます。

フロントには常時三名くらい従業員がいて、どの人も流暢な英語を話します。オハヨウゴザイマス、コンニチワ、と日本語で話しかけてくれたりもします。

私が前を通る度に挨拶だけでなく、両替は無事できましたか、SIMカードは買えましたか、といった気遣いの声掛けをしてくれます。

あいさつは人間関係の基本です。その基本が、この宿でばちゃんと出来ています。素晴らしい。おかげで、快適な滞在となりました。

 

1泊4000円未満で、完璧に英語が通じる成都市内の宿は、もしかしたらここくらいかもしれません。若者だけでなく、年配の西洋人旅行者の姿も、多く見られました。

同じ宿泊料金なら、英語がまったく通じない一般ホテルの方が、客室のグレードはずっと上かと思います。数日間の滞在なら、最初の1泊か2泊を青年旅舎にして、基本情報を集めて街に馴染み、その後に一般のホテルへ移って、よりディープな中国を体験するのも、面白そうです。

 

 

エルグレコでギリシャ正教イースターディナー

4月21日の日曜はイースター復活祭の日でしたが、私は成都にいて、イースターたったことにさえ気がつきませんでした。

でも大丈夫。ちゃんとリカバリーできました。

 

ギリシャ正教では時期が異なり、4月28日(日)が復活祭でした。

ちょうどパタヤ市内のギリシャ料理レストラン El Greco エルグレコが、復活祭特別メニューを用意しているよと、友人が誘ってくれたので、4人連れで行ってきました。

ちなみに仏教徒の私と、ユダヤ教徒、カトリック、プロテスタントの4名で、ギリシャ正教徒は誰もいませんでした(笑)。

 

店名:    エルグレコ El Greco

住所:    327/331 Soi Bongkosh 5 Alley, Pattaya Tai Soi16

電話:    038 422 035

bit.ly

ジョムティエンからは、距離6キロほどのところになります。サウスパタヤロードとセントラルパタヤロードの中間ぐらいに位置し、Soi Kopai をずっと北上していったところになります。

お店のホームページには、多数の料理が写真つきで掲載されており、ギリシャ料理を分かりやすく一覧できます。

全部で12テーブルほどあるのですが、さすがに今の時期は夜になっても暑いので、3テーブルのみある冷房席に着きました。ギリシャ人のオーナーやタイ人の店員さん達が、替わるがわる頻繁にテーブルへ様子を見に来てくれます。

 

通常メニューもあるのですが、もちろん Happy Greek Easter と書かれたイースター特別メニューをチョイスしました。

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お値段400バーツ(1;400円)となっていますが、分量が多いので2人分になります、との添え書きがあります。それで2人で1人前を頼みました。連れの友人は1人前を頼み、最初から半分は持ち帰りにしてください、とお願いしていました。実際、大人2人で満腹になるくらいの食べ応えでした。

 

量の多さだけでなく、お味も良かったです。明快な味付けでした。

・ギリシャ式ミックス野菜サラダは、漬けたオリーブとバルサミコの酸味が鮮烈。ピタパンによく合う。

・チーズパイは、重量比塩分が1.0パーセント超えではと思われるくらいの、しっかりした塩味。

・オーストラリア産ラム肉は、長時間煮込まれてホロホロで、脂の旨みぎっしりで、超濃厚。見た目の量はそれほどではないように思えても、お腹にずっしりと来る。

・付け合せのポテトは、ちっちゃな餃子のような形で、これまたイケる。

・デザートは一見シンプルなバウンドケーキのようで、実は蜂蜜と砂糖と何かの果物の甘みとナツメグが凝縮されていて、超超激甘。

 

飲み物はソーダ水を頼み、1人前を2人でシェアしたので、お勘定は440バーツ1(1500円}。1人あたり220バーツ(750円)でした。イースターならではの、お店の大盤振る舞いで、常識ハズレのコストパフォーマンス。チップは多めに置いていきました。

ジョムティエンのレストランは北部欧州のお店が多いのに対し、このレストランを含め、ありとあらゆる肌の色の人々が集まるパタヤ市街地は、レストランの多様性も半端ではないなと、改めて感じました。さすがです。

 

最後は全員に一袋ずつ、お土産をもらいました。イースター用に赤く色を塗ったゆで卵と、パンのセットです。パンと言っても、食感はパンとビスケットの中間で、甘いです。ちょっとした心遣いが、嬉しい。

私は欧米在住経験がなく、イースターエッグの本物を見るのは初めてだと珍しがったら、連れの友人が自分の分もくれました。感謝。

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お店の前の道路は交通量が多いのですが、車は何とか付近の路肩に駐車することになります。

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