ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

バンコクの南東150km、パタヤの南5kmに位置するJomtien Beachでロングステイしています

12.9インチiPad Pro保護ケースは、普段の自宅使いではフタ側を外そう

普段接している情報機器は、iPadが最も時間が長く、重宝しています。

先月買った12.9インチiPad Proは、大画面で視聴が快適ですが、その分、重量ずっしりです。たいていの場合、本体を横長方向で、左下隅を左手で保持して使いますが、ゴロンと横になり仰向けの姿勢で長時間使っていると、さすがに重くて疲れます。

 

先週、iPadをベットの上にポンと置いた拍子に、UaG製の保護ケースの蓋側がパカッと外れて、取れてしまいました。元々、ケース蓋側は取り外し可能な構造になっており、破損ではありません。また、はめ直せはよいのです。

 

当たり前ですが、手で本体を持ち上げてみると、ケース蓋側が無い分だけ、軽い。

これ、かなりいい感じです。ずっしり感がなくなりました。12.9インチiPadは長期の旅行以外で、外に持ち出す機会はありません。しばらくこのまま、使ってみることにしました。スマホの保護ケースと同じ感覚ですね。

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 数日使ってみましたが、問題ありません。仰向けの姿勢で長時間手で持っているのが、苦になりません。保護ケース蓋側が無いと、テーブルに70度の角度で立てて置く鑑賞スタイルは取れないのですが、その必要性は現状、意外とありません。

 

ゴロ寝スタイルで使うiPadがますます快適になり、私をダメにしています(笑)。

 

廃棄デスクトップパソコンは、HDDを取り出してしっかり破壊

今月、デスクトップ一体型パソコンを買い換えました。

古い21インチモニターHP製パソコンを廃棄するにあたり、情報セキュリティーの観点から、本体を分解してHDDドライブを取り出し、物理的に破壊することにしました。

 

背面パネルはネジ2個、HDDはネジ7個を外すだけで、簡単に取り外せました。一体型ではない通常のデスクトップPCと、変わらない手間です。ちょっとパネル外しに難航するかなと思っていたので、拍子抜けでした(笑)。

 

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HDDは斧でバキッと叩き、割れ目を入れ、無事ミッションコンプリート。

6年間にわたり活躍してくれたパソコンでした。ありがとう。

 

オーダーメイドでスタンディングデスクを作りました

座りっぱなしの生活は健康に良くない、とよく言われます。

一応週5回、毎回1時間ずつ近所のスポーツジムに足を運んでいますが、それ以外はほとんど運動はしていない状態です。そこで、立ったままパソコン作業ができるスタンディングデスクを導入しようと、思い立ちました。長期的に使うと、かなり良いらしいです。

スタンディングデスクを1年間以上使い続けた感想 勝間和代オフィシャルサイト

 

イメージとしては、こんな感じ。これはIKEA USAのウェブサイトからの引用です。

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しかし、スタンディングデスクの入手は、困難を極めました。そもそも、どこにも売っていません。


1. バンコク市内とパタヤ市内の大型DIY店、家具店、オフィス用品店、IKEAまで、いくつもの実店舗をまわりましたか、どこにもスタンディングデスクは有りませんでした。

それどころか、どこの店のどの店員さんも、誰もスタンディングデスクという言葉自体を知りませんでした。
スマホでスタンディングデスクの画像を見せ、椅子を使わずに立ったままでパソコン操作するための机だと説明しても、何のためにそんなものが必要なのか、ピンと来ず腑に落ちていない様子でした。

2. ネット通販については、そもそもタイには、アマゾンは進出していません。携帯電話ショップの店員さんでさえも、アマゾンという会社名を知りません。タイでは、シンガポール系の通販サイトLazadaが最大手ですが、Lazadaホームページには、スタンディングデスクの品揃えはまったくありませんでした。

3. 日本もしくは米国からの注文取り寄せは、非現実的。日本のような民間の宅配便サービスというものがそもそありません。タイ国営郵便は、日本からの航空便扱いの封書でさえ、ジョムテェンに届くのに5週間はかかります。紛失も珍しくありません。船便の取り寄せでは、港の税関職員に袖の下をせびられるリスクがあります。


2017年初くらいから探し始めたのですが買えずにいて、打開策を見いだせないまま時は流れ、今年2018年2月頭となりました。。
たまたま知り合いの健康オタクのタイ人に、スタンディングデスクの話をしたところ、すぐにその意義を理解してもらえました。さらにその人は、注文家具製作の会社を知っているので、そこにオーダーメイドでのスタンディングデスク制作を、頼んでみてくれるとのこと。

 

オーダーメイド! これはブレークスルーです。無ければ自分で造れば良いんですね。

 

すぐにパワーポイントで寸法図を書いて渡し、注文発注しました。
しかし、その後2カ月間、音沙汰無しで、話は立ち消えになりました。
そんな時、健康オタクの知り合いの、さらに知人のお父さんが、個人で板金加工業をしているとの、知らせが入りました。スタンディングデスクの図面を渡すと、ハイ作ります、との返事をいただけました。


一カ月後に出来上がった品が私の自宅に運ばれてきたのですが、図面と全然違う寸法になっており、パソコンを乗せられません。職人さんのメンツをつぶさないよう気を遣いつつ、図面を示しながら修正をお願いしました。低価格の1点ものにつき、通常の仕事の合間に作っていただいているものなので、無理は言えません。

さらに一カ月経ち、今月ようやく、ちゃんとした完成品が納品されました。ヤッター!
これでようやく私も遅まきながら、スタンディングデスクデビューできました。

発注日:  2018年2月
完成受取日: 2018年6月  所要4カ月
素材: フレームはスチールで黒塗装、パネルは木目合板。
寸法: 幅130㎝、モニターテーブル高さ140㎝、キーボードテーブル高さ110㎝、各テーブル奥行き40㎝。
価格: 5,800バーツ(2万円)

 

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実に使い心地が良いです。
高身長の私に合わせ、テーブル位置はかなり高めです。肘を90度に曲げると、ちょうとキーボードに触れる高さになります。これで、猫背も解消できそうです。
座り作業の一般の机を含め、もしかしたらこれが生涯で最初の、私の体型にぴったり合ったデスクかもしれません。生涯の情報収集や情報発信の効率を考えたら、自分の体格に合ったデスクが2万円で作れるのなら、実はとても安い買い物ではないか、という気がします。

 

スタンディングデスクに向かうと、自然に背筋がしゃんと伸びます。それに連れて、意識までがしゃんとします。体と頭はつながっているんですね。
事前に思っていた以上に、心機一転の気分になっております。英語で言うところの、Life Changing Experience です。ジョムティエン暮らしを始めて以降、もっともインパクトのある買い物になったかもしれません。

 

モトサイタクシー利用の際は、何も言わずにアクセルを吹かすジェスチャーで乗車意思表示

タイでの交通手段で重宝するのが、モトサイ(オートバイ)タクシー。

小回りが利くので便利ですが、お値段は路線ソンテウの10バーツに対し、30~150バーツと、かなり割高で、しかも交渉制。私は外国人なので、値段を尋ねて地元民相場の5割増しまでであれば、そのまま乗るようにしています。

 

最近は、地元民価格の倍以上を吹っかけてくる運転手は、滅多にいなくなりました。それでもやっぱり、交渉制は面倒です。なので、私は以下のような手順で、利用しています。

 

1.乗りたいという意思表示を、言葉を発せず黙ったまま、ジェスチャーで行う。

オレンジ色のヴェストを着用した運転手に向かって、両手の拳をちょっと前に出してオートバイのハンドルを握る真似をし、右手をひねってアクセルを吹かす真似をする。これで乗車希望の意思表示になる。英語で話しかけたらボラれる可能性が上がるし、タイ語で話しかけても訛りがあるので、すぐに外国人だとばれてしまう。なので、敢えて黙ったまま。

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2.私のことを、見た目の風体でたぶん日本人だろうとは思いつつ、でもタイ人の可能性もあるかもという事で、運転手はタイ語でパイナイカッ ไปไหนครับ(どちらまで?)と聞いてきます。

そしたら目的地を言い、同時に目的地の東西南北の方向を、指でさし示します。これで、土地勘があることのさりげないアピールなります。もっともこの時点で、言葉の訛りがあるので、外国人であることはバレますが。

 

3.次いでタオライカッ เท่าไหร่ครับ(お幾らですか?)と尋ねます。返答ががタイ人地元民相場の5割増し以下の運賃であれば、笑顔でオーケーカッと言って、乗ります。英語の単語OKであっても、語尾にタイ語で丁寧語を表す助詞カッを添えます。

運賃が5割増しを超えるようであれば、無言もしくはペーン(高い)と言って、その場を立ち去ります。面倒臭いので、値引き交渉はしません。少し歩いて、他の運転手をあたります。ペーンと言ったら、10バーツか20バーツ値引きしてくる場合もあります。

 

以上のスリーステップです。

夜間は運賃割り増しになります。大型商業施設横の待機所のバイタクなんかは、ショバ代が高い分、運賃高めです。高く吹っかけられたかなと感じても、思い過ごしの場合もあります。

 

あと、バイタクに限らないのですが、自宅周辺など日々の自分の生活圏の範囲内では、常に多めに払うくらいでちょうど良いです。タイに住まわせていただいている外国人の立場な訳ですし、タンブン(喜捨)の意味も込めて、常にGIVEの心で行きたいものです。

 

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豪華コンドミニアムのリビエラが威容を現しつつあります

パタヤ市観光局は、当地を東洋のリビエラにする将来展望を持っているようです。

そしてその名もずばり、The Riviera Jomtien ザリヴィエラジョムティエンという46階建て高層コンドミニアムが、その威容を現しつつあります。場所は、ジョムティエン2ndロード沿い、Soi13になります。

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前を通っただけで、その豪華さにため息が出ます。バンコク都心部の億ションのようです。凄い。

現地案内所は、もうオープンしている模様。

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ホームページは、英・泰・中・露の4か国語表示。中国語がロシア語の先に来ている点に、時代の流れを感じます。ちなみにリビエラの中国語表記は、里維埃拉となります。

敷地面積1万平米に、全1,075室。もちろん、お約束の屋上インフィニティプールもあります。すべてに渡り、贅を尽くしています。

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ジョムティエンの海岸通りは、すでに小規模な建物で埋め尽くされています。この3年ほどで、当物件からさらに2㎞以上南下したエリアには、オーシャンフロントの高層物件がいくつか建ちました。それらに比べれば、オンザビーチではないのもの、まだ少しは市街日に近く、静けさと利便性の双方を兼ね備えた物件になるのでしょう。

 

とは言え、現時点だけを見れば、この物件は原野商法に見えなくもありません。

4年前に雑木林を切り開いて開通したジョムティエン2ndロード沿いに立ち、周囲には集落も店舗も、何もありません。あるのは雑木林だけ。ジョムティエン中心部へ4㎞、パタヤ中心部まで9㎞と遠く、路線ソンテウも通っていないので、自家用車は必須。それで全1,075室に対し、敷地内パーキングの数はわずか350。居住用というよりは、将来の物件値上がり益期待の投資物件であることが伺えます。建物が道路に平行して建っており、道路側の部屋はすべて、車の騒音がひとくて眠れないのではと、他人事ながら心配してしまいます。一方で、海岸までは400mほどあり、オンザビーチ物件と呼ぶには、ちょっと苦しい。海の眺望にしても、オンザビーチの高層ホテルDvareeが視界を遮りそうです。

 

この物件の部屋を購入できるような富裕層の人向けの、オーガニックのスーパー、洗練されたカフェ、パン屋、美容院といったインフラが周囲には皆無なので、短期滞在であっても、富裕層の人にとってはツラそうです。北隣のプラタムナク地区の丘陵地帯のような、隠れ家としての土地柄のステイタスもありません。

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一方で、もしこの一帯の開発が今後加速度的に進めは、20年後とかに、当物件は最高の投資収益をもたらす可能性はありそうです。パタヤ市街地は観光地として目覚ましい発展を続けていますが、混雑と渋滞が慢性化しており、早晩に解決はしなさそうです。静けさと寛ぎを求めるバンコク都民の皆さんのニーズがジョムティエン南部に向かえば、大化けするかもしれません。

また、現在工事中のパタヤとラヨーンを結ぶ高速道路が開通し、新ターミナルオープン間近のウタパオ空港から30分で来れるようになれば、新たな需要が生まれるかもしれません。

 

この物件が、ジョムヒエンビーチの"東洋のリビエラ化"推進に、文字通りなってくれればと願います。

 

 

バイ菌の感染による皮膚の腫れにはクワドリダーム

右足首の前あたりが、ちょっと赤紫色に腫れました。

痛くはないけど、ときどき痒い。たぶん、ラバー製のビーチシューズを履いて海岸を歩き回ったので、シューズの縁が足に擦れて小さな傷ができ、そこからバイ菌が入ったのかもしれません。

 

でも、大丈夫。常備薬のクワドリダーム軟膏を塗ったら、2日で腫れが引き、治りました。

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商品名: Quadriderm Crème クアドリダーム

製造者: Sanofi Aventis Argentine サノフィアヴェンティス 元々は仏系の製薬会社のようです。

輸入元: MSD Thailand

効能: Anti-inflammatory,Anti-bacterial, Anti-fungal 抗炎症・抗バクテリア・抗菌

 

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4種類の有効成分が入っており、この名がついています。さまざまな種類のバクテリアや菌に対し、有効です。何か分らんけど皮膚が腫れた、虫に刺された、感染で炎症を起こした、といった場合には、コレがお薦めです。どこの薬局にもおいてあります。

 

 

 関連投稿:

打撲による炎症に対しては、ヒルドイドがお薦めです。

jomtien.hatenablog.com

 

タイ生活で常備しておくと便利な家庭薬の一覧は、こちら。

jomtien.hatenablog.com

Windowデスクトップ機の買替えセットアップ作業は、iPadの20倍も大変

最近、iPadをAir2からProに買い替えたのですが、セットアップに必要な時間は、1時間ほどでした。

Apple IDとしてGmailアドレスとパスワードを入力し、指紋登録すれば、あとはどんどん必要なアプリをダウンロードしていくだけ。複数のメールアドレスやパスワードは必要ないし、一度入力すれば、その後何度も手入力を求められることは有りません。セットアップ作業自体は、何も悩まずに進められました。

 

一方、昨日投稿したWindows10英語版デスクトップPCの買替えは、iPadに比べると、セットアップの労力は20倍くらいかかりました。

 

セットアップに必要なユーザーIDとパスワードの数で比べると、

iPad → ユーザーID1個、パスワード1個。

Windows10機 → ユーザーID 4個、パスワード8個。

 

もうこれだけで、頭が痛くなります。 

 

数が多いだけでなく、Windows10セットアップは超煩雑。

最もダメなのは、MicosoftがOS、ブラウザ、文書作成、メールクライアントなどすべてのサービスにおいて、いちいちユーザーIDとパスワードの入力を求めてきて、かつユーザーを自社内にほぼ強制的に囲い込もうとする思想です。

 

OSの初期設定に、Micrisoft専用のメールアドレス xxxxxx@outlook.jp をユーザーIDとして強制的に使わせようとするとか、Gmailユーザーから見ると、ナンセンスそのものです。

標準ブラウザをChromeに設定しようとすると、嫌がらせのように細かく複雑な画面を表示し、MicosoftのブラウザEdgeに留まらせようとします。

正直今どき、ローカルクライアントのOutlookメールや、超重くて画面がぐちゃふちゃで美しくないEdgeを使っているユーザーって、どれくらい存在しているんでしょう?

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1995年のWindows95発売当時のパラダイムのまま、Microsoft製品は時代に背を向けていると感じます。

 

新しいLenovo PCをセットアップしていると、原因は分かりませんが、最初に設定したログイン時のアカウント名とパスワードが勝手に書き換わってしまいました。アカウント名がSkype名を2回繰り返したものに化け、パスワードもスカイプ用のものに変わってしまっていました。

 

ログイン時のアカウント名を修正しようとしたら、私のMicosoftアカウントそのものの修正を求められ、修正用のウェブサイトのウェブページへ飛ぼうとしたら、原因不明のアクセス拒否に遭いました。何これ。海外からMicrosoftの日本語ページにアクセルすること自体が問題? まるで自分がウィルス扱いされているようで、気分悪いです。アップルやグーグルのホームページでアクセス拒否なんて、遭ったことありません。

あと、家族用のアカウントを追加しようとしたら、そちらのウェブサイトへも、アクセス拒否を喰らいました。もう本当に、いい加減にしてほしい。

 

いろいろ調べまくり、パソコン購入店にも足を運び、丸2日かけて、ようやくセットアップできました。ふぅ。疲れた。

 

これまで6年間使ってきたHP製デスクトップPCは、購入当時には特に、セットアップで苦労した記憶はありません。当時は、英語OSからMicrosoft USAのサイトにアクセスして、セットアップしたので、問題が無かったのかもしれません。

今回は、なぜか私のMicrrosoft ユーザーIDが、知らぬ間に xxxxx@outlook.jp にされており、マイクロソフトジャパンのサイドに強制的にアクセスさせられていたのが、トラブル誘発になっていたのかもしれません。

タイから、英語OSで、日本のサイトにアクセスするのが問題? いやいや、同じことをしても、アップル製品では何の問題もありません。

 

 

Windowa機を買うのは、もうこれが最後かな。Microsoft社の時代錯誤な囲い込み文化には、付き合いきれません。もし将来パソコンを買うとしたら、アップルになるでしょう。

 

 

カスタマイズ込みでパソコン買うなら、Wattanaが便利

6年ほど使ってきたオールインワンタイプのHP製デスクトップパソコンが老朽化してきました。

もともとWindows8.1機だったのをWindows10にアップグレードし使ってきたのですが、HDDの劣化が進み、電源オンの立ち上がりに3分以上かかるようになってしまいました。

 

英語文書作成専門で使っており、稼働率は高くないのですが、無いと不便。そこで、LenovoのPCに買い換えました。 All-In-Oneタイプ、  Intel J4205、 19.5インチモニター。

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購入店は、サウスパヤタのTukcomビル3階にあるWattana Systemation ワタナ。店名の看板は出ていませんが、エスカレーターのすぐ前のお店です。

半年前にこの店からは、ノートPC用外付けモニターを購入したことがあるのですが、今回のデスクトップPC購入に際して、再度このお店を選定したのは、カスタマイズに対応してくれたからでした。

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私が新しいPCに対し求めたのは3点。

 

1.Windows10英語版搭載。店頭の大半のPCはタイ語版プリインストールなので。

2.HDDをSSD128GBへ換装。容量は少なくて構わないので、、メカ駆動部品を排除し耐久性重視。

3.純正Micosoft Office 搭載。Wordをストレスなく使いたいので、海賊版ではなく純正版にしたい。

 

大手チェーン店や小規模店をいくつか回ったのですが、SSD換装については対応してくれる所は、意外と少ない。Wattanaは、店員さんの商品知識が豊富で、応対が丁寧だったので、決めました。

 

購入明細:

Lenovo PC本体: 11,490バーツ  

SSD 128GB:     2,500バーツ

Microsoft Offuce英語版  3,590バーツ

技術料:  1,000バーツ

合計:  16,580バーツ(55,000円)

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夕方の来店で注文し、翌朝にはカスタマイズ完了し、すんなりと受け取れました。

 IT機器は、毎年性能が向上し、価格が低下します。ライトユーザーなので、店頭にあるオールインタイプPCの中で、最も安価なのを選んだのですが、PC本体価格は日本円で4万円を切り、38,000円です。そこそこ大画面でフルサイズキーボードが使えて(←重要)、HDMI端子もDVDドライブも内蔵カメラもついており、機能は申し分ありません。6年前に買ったHP製デスクトップPCは確か、本体9万円くらいだった気がします。それでも当時、10万円を切っているなと、驚いた記憶があります。

 

それに対し、Microsoft Offuceパッケージは1万円で、私はライトユーザーだし、相対的にとても割高感を感じます。消費者はきまぐれです(苦笑)。

 

 Wattana Systemationは、Tukcomの3階。電話038-724066  営業時間11AM~8PM。

 

 

スマートスピーカーGoogleHome Mini は、便利なNHKラジオニュース再生機 

スマートスピーカーのGoogle Home Miniを日本から入手し、自宅キッチンに設置しました。お値段、日本円で6,000円。

今年の1月に、バンコク最大ののITセンター Panthip Plazaパンティッププラザにまで足を運び探して、当時は空振りに終わったアイテムです。

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開封後のセットアップ作業は、iPadにダウンロードしたアプリの画面から、対話形式で簡単に完了しました。

 

まず最初の1週間を日本語モードで、次の1週間を英語モードで使ってみました。基本的にはキッチンタイマー機能付き簡易AMラジオで、IT製品というよりはオモチャに近いのですが、思ったよりは使えます。

使い始めて2週間経ちますが、便利です。買って良かったです。

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タイランド在住者目線で評価し、良い点6つを挙げます。

 

1.NHKラジオの定時ニュースが聞ける。これは最大の驚きでした。Google Homeだけが持つ、キラーコンテンツです。

 

MXテレビの一部の情報番組など、こくごく一部の例外を除き、日本のテレビ局は、番組1本丸ごとをネットで流すことは、一切していません。有料アプリでの動画配信は、海外からはアクセス不可です。

ラジオも同様で、Radikoなどの音声配信アプリは、海外からはアクセス不可。2018年の今においても、日本は海外から見て、情報鎖国の姿勢を貫いています。ただでさえ日本以外では使われない孤立言語なのに、英語が独占的な地位を占めるネットの世界で鎖国を続けているのは、自らジリ貧を招く行為でしょう。昼と夜の定時テレビニュースを、全国放送だけでなく地方局の各県ローカルニュースまで含め、すべてポッドキャストで毎日無料で流しているフランスあたりとは、大違いです。

 

Google Home Miniをセットアップし、おはようと呼びかけると、気象情報に続いてNHKニュースを流しはじめてくれたのには、びっくりしました。これは良いコンテンツです。これが聞けるだけで、正しい日本人をしている気になれます(笑)。海外からでは、これだけでも商品価格6千円を払った価値がありました。とりあえず、スマートスピーカーは新しいメティア扱いということで、著作権の大人の事情は、ひとまず表にはなっていないのでしょう。

 

今から10年ほど前、iPhoneのポッドキャストのサービスが始まった当初、アメリカやフランスの民放テレビ各局は、朝晩の1時間の情報番組を、丸ごとそのまま流していました。当時、東京在住の私は、食いつくようにそれらを視聴していました。ところがポッドキャストの人気が出て、広く認知されてくると、どの局も配信を止めてしまいました。Google HomeのNHKラジオニュース配信が、今後同じ轍を踏まないことを願います。

 

 

2.ラジオ局の地域の縛りが緩い

アップルやアマゾンでは、登録したクレジットカードの発行国以外の国のサービスには、アクセスできません。これに対しGoogle HomeのMy Day設定では、現在言語サービスを提供している英・独・仏・伊・日の国々のラジオ局ニュースが、すべて登録可能。

 

なので私は、米国PBS、日本のNHK、仏Eirope1の3局を、カスタマイズ登録しました。毎朝、朝食の準部をしながら、ラジオニュースをつけっぱなしにしていると、良い感じです。同じニュースネタであっても、ワシントンDC、東京、パリ発で、それぞれに異なる視点と言語で報道されるので、飽きません。これら3局は、やかましいステーションコールやCMが入らず、アナウンサーが落ち着いた声で淡々と原稿を読み上げるスタイルなので、気に入って選びました。

 

 

3.退屈になったら、一声で局をスキップできる

My Dayで登録した局は、聞いている途中でもういいやという気分になったら、

"Hey Google, Skip"と声を掛ければ、設定した次の局に飛んでくれます。米PBSを聞いていて2分くらいで退屈になったら、スキップ!と言えば、代ってNHKニュースが流れてきます。

これは、テレビのリモコンのチャンネルボタンを押すのよりも、カーラジオの選局ボタンを押すよりも、気軽に取ってしまえる行動です。Google Homeに音声提供している各局は、いかにMy Dayの最初に自局を設定してもらえるか、ラジオ以上に頻繁にチューニングを変える気まぐれな聴取者を留まらせるかに、しのぎを削るのでしょうね。

 

あと、賢いのは、分数を指定して先送りしたり、戻したり出来る点。ストリーミング配信ならではの、便利さです。

・Hey Google, skip 2 minutes と言えば、2分間先に飛んでくれる。

・Hey Google, go back 3minutes と言えば、3分前に戻ってくれる。

森友学園学園問題とか、まったく関心のないニュースが流れてきたら、速攻でスキップできて、ストレスフリーです(笑)。

 

 

4.  ケーブルテレビ視聴よりも、情報収集の効率が良い

自宅ケーブルテレビtruevisionでは、米CNBC、CNN、Bloomberg、英BBCが視聴可能です。ただ、番組宣伝とコマーシャルがやたらと多く、番組本編がその間に挟まっている感じで、視聴効率が悪い。Google Homeで同じ局のラジオニュースを呼び出して聞く方が、よほど効率良いです。

 

また、タイからは視聴できない米NBC Nightly NewsやCBS Evening Newsは、ポッドキャストの音声をそのままGoogle Homeで流してくれているのが、ありがたいです。

 

 

5, キッチンタイマーが便利

調理で両手が塞がっていたり濡れている状態でも、口頭でタイマー設定が出来るのが便利。途中のキャンセルも口頭で出来る。

2つの料理を並行して加熱している際に、タイマーを複数同時設定できる。

ラジオニュースを聞いている最中でも、途中一旦中断してタイマー設定が出来る。使い勝手が良い。

 

 

6.電卓機能が便利

料理の下ごしらえで調味料を加える際は、塩なら重量の0.5%、醤油なら3.0%と決めています。

タニタのキッチンスケールで、器に入れた食材の全重量を量り、器の重さを差し引き、バーセントを掛けて、調味料の重さを計算します。

 

例えば炊き込みご飯を作るのに、重さ410gの炊飯器内釜に、米と水と具材を入れ、総重量1780gとなった場合は、Google Homeと、こう会話します。

 

“Hey Google, 1780 – 410”  One thousand seven hundred eighty minus four hundred ten.

“The answer is 1370.”  

“Hey Google, 3% of 1370.”   Three percent of one thousand three hundred seventy.

“The answer is 41.1”

 

計量カップをクッキングスケールに乗せ、表示をゼロリセットし、0.1g精密測定モードにし、醤油のボトルから醤油を徐々にカップに注ぎ入れ、41.1gを量り、内釜に投入します。文章で書くと面倒臭そうですが、口頭操作は簡単です。英語モード使用で、私の訛った英語で発音しても、100%ちゃんと認識してくれます。

 

 

一方、今一つなな点を4つ。

 

1.  Sportifyなどの音楽サービスやクロムキャストは、エリア対象外で使えない。

これから順次、対応する言語と地域が増えて、タイがカバーされれば、改善されるのでしょう。

 

2,  ウェブ検索は、まだ実用のレベルではない。答えられないか、的外れの答えしか返ってこず、調べものには使えない。

 

3.  グーグルが提供している他サービスとの連携が弱い。

新着受信Gmailを読み上げる機能くらい、あってもいいんじゃない?

一番近いイタリアンレストランを訊くと、10㎞先にあるパタヤ市内のレストランの名を出してくる。ウチから半径10㎞圏には、少なくともグーグルマップ上には、30軒くらいはあるはずなんだけどな。

 

4.  使いたいと思う機能がついてない。

メール読み上げ、電話の発信/受信、LINE通話の発信/受信、fakebookフィードの読み上げ/いいね!押し、Kindle本読み上げ、ツイッターの読み上げ/投稿/リツイートなどは、ひとつのスマートスピーカーで出来ても、いいんじゃない?

 

以上です。

 

とりあえずは簡易ラジオニュース再生機ではありますすが、Google Homeは、将来の家庭内IoTのポータルとなる可能性を、十分に感じさせてくれます。今後の進化が楽しみです。

介護が必要な家族の見守り、不在時の防犯、視覚障碍者の生活補助あたりにも、活躍しそうです。一方で、悪意を持って使えば、最強の盗聴器にもなり得ます。

さまざまなIT機器の中で当面は、Google Homeだけが持つキラーコンテンツが増えてくれればと願います。

8番らーめんのマスコット「ハチコ」のクッションが気になる

ワタクシのソウルフード8番らーめんを、サウスパタヤTukcomビル内の店舗で、食べてきました。

いつものように、五目ラーメンをおいしくいただきました。支払いでレジのところに行くと、何やら目立つプレート表示が出ています。どうやら8番らーめんの、マスコットキャラクターのぬいぐるみクッションのようです。

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MY NAME’S ハチコ HACHIKO   เพียง128.- (たったの128バーツ 420円)

 

口と鼻が8の字になっています。へー、こういうマスコットキャラクターがいるんですね。知らなかった。レジの後方には、そのぬいぐるみが3個、販売用に置かれています。うーん、可愛いというよりは、キモカワのゆるキャラですね。

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1個を手に取って、見せてもらいました。

見た目だけでなく、手触りも何か微妙。チープ。製造原価は、メッチャ安いんだろうなー。

 

でも、それでもなお、欲しいと思ってしまった。気になる。何なんだろう、この感覚は。北陸人のDNAに訴えかける何かがある!?

 

いやいやいや、こんなの持って帰っても、絶対に部屋のインテリアには合わないし、車の後部座席にもマッチしないのは、明らか。買ってはいけない。買ってはいけない。買ってはいけない。

結局、食事代金のみを払って、店を出ました。

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自宅に戻ってからネットでググってみて、ハチコが日本の8番の広告キャラとして使われているのを、知りました。頭に被る、被り物まで存在しているようです。

ただ一方で、ハチコクッションは、検索にヒットしません。英語でHachiban Ramen Hachiko で検索しても、出てきません。

 

タイ語 ฮะจิโกะ で検索すると、ちゃんとハチコクッションはヒットします。

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うーむ、どうやらクッションは、タイランド限定品と推測されます。

1個買って、日本帰省時にお土産として持ち帰ろうかな。話のネタになってくれそうです。

 

 

すみません、よこしまな考えが頭をよぎりました。

ハチコクッションを大量買いして、日本のメルカリで11,980円くらいで出品したら、結構売れるかも!? 見た目も手触りも品質もB級感覚一杯です、と予め明記しておけば、商品受領後のトラブルにはならなさそう。( ̄▽ ̄)

 

イヤイヤイヤ、良心に懸けて、そんな事は絶対に致しません!

 

 

クレジットカードの口座自動引き落としは、カード作成とは手続きが別

今月初め、2回ほどクレジットカード会社から電話が入りました。

明るく元気な声で、何やら説明しているのですが、いかんせんタイ語なので、聞き取れません。何かのキャンペーン営業のように感じました。プーッパサアングリットダイマイカツッ(英語で話していただけますか?)と言っても、タイ語トークが一方的に続き、そして切られました。

 

さらに、また電話が入りました。今度は落ち着いた口調で、なにやら真剣な感じ。英語は通じないので、ミーバンハーマイカッ(何か問題があるのですか?)と聞くと、どうやら、その模様。でも言っている内容が分からない。もとかしい。そして通話を切られました。

30分後、今度は英語で電話がかかってきました。どうやら、㋃利用分の支払いが無いので至急払ってください、との督促でした。

 

4月に、確かにカードを使った覚えはあります。

1.確か3週間ほど前に、利用明細は自宅へ郵送されてきた。4月に使った金額は、正しく載っていたと、記憶している。今回、メールやSMSでの事前催促もなしに、寝耳に水でいきなり電話督促をされるなんて、どういう事? クレジットカード会社のホームページにアクセスすれば、詳細は判るのでしょうが、タイ語オンリーで英語には対応しておらず、私にはアクセス不能。

 

2.ニか月前に銀行窓口でカード申込した際には、クレジットカード信用枠分の口座を新たに作ったから、そこかもしくは普通預金口座から、自動引き落としされるはずなんだけど?

 

この2つの質問をしたのですが、電話窓口の人の英語が非常にたどたどしくて、説明がよく分からりません。ただ、とにかく銀行の窓口へ行って手続きをしてください、と言っているようなので、了解しましたと答え、電話を切りました。

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よく理解しないまま銀行窓口へ行って、無駄足になるのもイヤなので、クレジットカード会社のコールセンターに、改めてこちらから電話してみました。オペレーターさんが流ちょうな英語で説明してくれ、ようやく事態を把握しました。

 

1.4月の利用分は、5月7日締めで5月22日が支払い締切日。5月22日時点で支払いが無かったので、遅延違約金170バーツも払っていただきます。

 

2.二が月前に銀行窓口で手続きしたのは、プラスチックのカードの発行のみ。利用金額を自動引き落としする手続きは、なされていない。したければ、クレジット与信枠として作った口座の他に、新たに別途にクレジット利用分引き落とし専用の口座を作る必要がある。

 

3.利用明細や督促がメールで送られていないのは、その手続きがされていないから。電子メールでの送付をお望みなら、この電話での依頼をもって、来月から自動送付します。

 

 そーゆー事だったんですね。銀行窓口でのクレジットカード申込の際には、30カ所くらい色々サインさせられたので、全ての手続きがそれで終わっていたんだと、勝手に思い込んでました。

 

当時、申込手続きがすべて終わり、最後に「利用金額は口座から各月ごとに自動引き落としされるんですよね。利用明細は毎月電子メールで送られてくるんですよね」と念押しし、ハイと返事をもらった記憶があるのですが、たぶん私の思い違いなのでしょう。きっとそうです。

 

次の日、自宅に送られてきた紙の利用明細と持って、カード作成申込をした銀行の窓口へ行きました。やはり、自動引き落としの手続きはされていませんでした。そこで、その場で手続きをしてもらいました。これで来月以降は、普通口座から自動引き落としにしてもらえることになりました。4月利用分については、個別扱いでで普通口座からの支払い手続きをしました。

 

紙の利用明細が自宅に来た時点で、私はそれを持って銀行窓口もしくはコンビニへ行き、支払いをすべきだったようです。自動引き落としにしていない、ポストペイド後払いの携帯電話料金を、支払う感覚ですね。なお、銀行窓口では手数料無料ですが、コンビニイでは15バーツかかるそうです。

 

最初のセットアップは手がかかりましたが、これでようやくクレジットカードがスムーズに使えることになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チャレンジなエリアへの旅行には、紙の本を1冊持とう

4月に訪問したネパールでは、最後にカトマンズを発つ際に、空港閉鎖のインシデントに遭遇しました。

 

ネパール航空バンコク行き午前11時のフライトに搭乗予定でした。出発時刻の3時間前の午前8時に、タクシーで空港に到着しました。タクシーを降りると、大勢の旅行客でごった返しています。ずいぶんと賑やかな空港だなと思っていたら、どうも様子がおかしい。

 

空港建物入口にセキュリティーゲートがあるのですが、そこへ人が流れて行っていないのです。ゲートが閉まっています。どーなってるの? 旅客の皆さんの表情も、どこか険しい。

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たまたま通りかかった空港職員とおぼしき人に尋ねてみると、驚愕の答えが返ってきました。

「昨晩22時に、マリンド航空機が滑走路でオーバーランし、以降ずっと空港閉鎖になっています。再開がいつになるかは分かりません」とのこと。ぎゃーーー。

 

全然、知らんかった。朝、宿をチェックアウトする際に、フロントの人は何も言っていなかったし、タクシーの運転手さんも何も言っていなかった。空港閉鎖って、大ニュースのはずたよね!?!?

 

さて、どうしよう。空港に着いたとはいっても、空港建物内には入れておらず、広い軒下部分に、大勢の旅行客がごった返しいます。航空会社のカウンターも、飲食店もトイレも、何もありません。もちろん空調無し。暑い。ネパールルピーの現金はほとんど使いきってしまっていて、街に戻るタクシー代も持っていない。銀行ATMも無い。

 

仕方なく、手持ちのスマホで、情報検索。オーバーラン事故の詳細と空港再開の見通しについて、英語で検索するものの、なにもヒットしない。死傷者が出たのか、機体爆発したのか、何も判らない。ここは国際空港なのに。どういうこと?

空港建物入口のドアには、オーバーラン事故にまつわる張り紙掲示もアナウンスも、皆無。出発便フライト状況一覧は、小型テレビに表示されてはいるものの、DELAYとかCANCELLEDの表示は一切なし。あたかも、何も異常が無いかの様。航空会社のカウンターが無いので、問い合わせも、便振り替えなどの手続きも、一切できない。

 

利用予定のネパール航空のバンコク行きは、デイリーではなく週3便のフライト。もし今日乗れなければ、最短でも明後日になる。しかもネパールはタイと同じく、4月中旬がお正月で、いまが超混雑シーズン。明後日のフライトにだって、乗れない可能性が大きそう。いったい、いつまでここに足止めを喰うんだろう。

かと言って、国際便が飛んでいる他の街まで車で行って、ネパールを離れるのも無理。

ネパールにはカトマンズにしか国際空港は無い。道路事情が劣悪で、平均時速20㎞以上出せる道路が、そもそも無い。

 

もうこれは、観念して待つしかありません。

周囲の人たちは、台車カートやハードスーツケースの上に、腰かけていました。

私は椅子がわりなるものを何も持っていなかったので、手持ちの空のコンビニ袋を床に敷いて、その上にあぐら座りしました。周りに、床に直接座り込んでいる人はいませんでしたが、見た目なんぞに構っていられません。体力温存が最優先です。

 

 

温存すべきものがもう一つ。スマホのバッテリーです。一通り状況確認が終わったところで、電源をきりました。夜まで待って、街へ戻って宿探しをしないといけない事態になったら、スマホは必須になります。

 

あらためて辺りを見回してみると、皆さん長時間の待ちを覚悟しています。

旅慣れた風情の何人かは、厚い本を読みふけっていました。

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なるほど。

 

通常、ヒマつぶしと言えばスマホいじりですが、今はそれが許される状況ではない。たからアナログの紙の本を読むんですね。Kindle全盛のこのご時世、重い紙の本を旅行に持っていくなんてナンセンスだと思っていましたが、考えを改めました。

チャレンジなエリアへの旅では、リスク対応用品として、紙の本1冊を荷物の中に入れるのが、良いようです。

 

 

たまたま隣にいた10人ほどのフランス人団体客さんがいました。交代で荷物版をしながら、あちこち歩き回って、情報収集しているようでした。そして、もしかしたら昼過ぎに空港再開するかもしれない、と教えてくれました。

 

そして午前11時半、突然何の前触れもアナウンスもなく、建物入口のセキュリティーゲートが開き、空港再開となりました! 結局、待ち時間は3時間半のみで済みました。

 

搭乗予定便が、カトマンズ空港ベースのネパール航空だったのが、幸いしました。

外国系の航空会社の便が、どれも軒並み12時間もの遅延になる中、私のフライトは4時間半遅れのみで済み、何とかその日のうちにバンコクへ戻れました。

 

帰国翌日に知った報道では、こうなっていました。

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41922時ころ、マレーシアのLCCマリンド航空の機体がクアラルンプールに向け、離陸のため滑走路上で加速を始めたところ、異常を知らせる計器の警報が鳴り、急遽離陸を取りやめ、緊急停止しました。機体は滑走路をオーバーランし、空港外の草むらに突っ込み、ようやく停止しました。幸い乗員乗客は全員無事で、機材に目立った損傷もなかったのですが、一歩間違えれば大惨事となる重大インシデントでした。結果、空港は14時間閉鎖の大混乱となりました。

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ネパール入国ビザ記入は、噂にたがわずドキドキしちゃう

4月にネパールを観光で訪れたのですが、出発の数日前に、オンラインでアライバルビザ用紙の電子申請登録をしました。

ネパール訪問は初めてて、ググってみたところ、日本人は空港到着時にアライバルビザの用紙提出とUSドルでの手数料支払いが必要。昨年より、アライバルビザ用紙は事前にネットでオンライン登録できるようになった、とのことでした。

 

Application for Tourist Visa - Department of Immigration Nepal

Immigration

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地球の歩き方のネット情報で、詳細が丁寧に記入手順が書かれており、大変役に立ちました。感謝です。

説明では、記入は分かりにくい、とありました。

記入には、宿泊ホテルの住所番地ではなく、日本でいうところの不動産登記上の家屋番号、さらには市区町村のコード番号が必要とのこと。ちょっと意味不明。ページの最後には、字数オーバーでエラーにならないことを祈ります、なんて書いてあります。

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で、いざ自分で入力してみると、思いっきり何度もエラーではじかれてしましました。なかなか入力完了に辿りつけません。ドキドキです。

確かにおかしな書式フォームです。日本でだって、ホテル従業員が勤務先建物の不動産登記簿を見るなんて、ある訳ない。たとえば住所が墨田区でも、都庁の行政管理上の墨田区のコード2桁が何かなんて、普通は誰も知りません。

 

各入力必要項目で、文字数を減らしたり増やしり、英字と数字を入れ替えたり、何度もテキトーで架空のな英数字を入れなおして、ようなくエラーなし受付完了へと進めました。ふぅ。

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実際のカトマンズ トリブバン空港到着時には、出来上がったアライバルビザ用紙のプリントアウトを持参し、あっけないくらいスムーズに、入国審査通過となりました。めでたし、めでたし。

 

一応、入国審査カウンターの手前エリアには、アライバルビザ用紙申請端末がズラリと並んではいました。ただそこで、何度も入力操作で入力エラーを喰らってしまうと、入国できないのではと精神的にあせってしまいそうです。やはり出発数日前に、自宅でちゃんと事前電子申請するのが、良さそうです。

 

 

 

ネパールでヴィーガンレストランデビューしてきました

先々月のタイ正月ソンクランの時期は、喧騒をさけるため、ネパールに行っていました。

アンナプルナ山脈の麓にあるPokharaポカラというネパール第2の街に、何日か滞在しました。湖の畔に開けた、風光明媚な保養地です。

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ここで初めて、ヴィーガンレストランデビューしました。

昼食後に、湖沿いの繁華街を散策していると、Ayurvedic Caféアユルヴェティックカフェというお店が、目に入りました。白壁に木目の建物ですっきりと良い感じなので、入ってみました。

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メニューを見て、ここは菜食主義ヴィーガンのレストランだと気づきました。

牛乳を使ったミルクセーキはありますが、ミルクはカシューナッツミルクやアーモンドミルクが選べるようになっています。食材は、地元産の旬の有機野菜を使用、とうたっています。意識高い。店内にいるお客さんも、ヨガのインストラクター風の、意識高そうな西洋人ツーリストの方々です。雰囲気が、どこか日本の無印良品的です。

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お食事メニューは、シンプルに2つ。Buddha Mealsブッタ定食450ルピー(450円)とBuddha Bowlブッタ丼350ルピー(350円)。お腹は減っていなかったのですが、せっかくの機会なので何か食べてみたいと思い、丼の方を、注文してみました。

五穀米に、蒸し野菜、フムス、ピクルスをのせた丼です。注意書きで、丼は薄味で軽いので、食欲不振時や体調不良の方にお勧め、と書いてあります。

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出てきた丼は、まさに健康的です。シンプルで歯応えがあり、風味豊かで美味しい。モグモグ、満足。一般のレストランの外食だと、どうしても油分多めとなるので、ホッとしました。

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もし日本のチェーン店の牛丼を食べるような感覚で、注意書きを読まずにいきなりこれを食べたとしたら、クレーム必至でしょう。塩分、脂質、糖質たっぷりの牛丼を食べなれている人には、辛い味です(笑)。繁華街には、数多くのツーリスト向けレストランがあります。その中で、洗練されたシンプルさを売りにする、こんな感じのお店があって、嬉しいです。大変お勧めです。

 

眼鏡をかけた女性店員さんに聞いたところ、お店は今年オープンしたばかり。てっきり店のオーナーは西洋人だとばかり思っていたら、地元ポカラの人とのこと。欧州在住経験者とかはなく、本でヴィーガンを学んで、店をオープンしたのだそう。今後、ぜひとも繁盛していってほしいものです。

私自身、これで思いがけずヒマラヤの地で、ヴィーガンデビューすることになりました。

 

店を出る際、名刺があったので1枚もらってきました。

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その時は気にも留めず、タイに戻ってから裏面をよく見たら、店長は日本人女性のお名前でした。ビックリ。

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大豆を大袋で買うなら、サウスパタヤのスーバー Friendshipで

豆類の中でも大豆はもっともタンパク含有有比率が高く、菜食には欠かせない食材です。大量に食べたいので大量に買いたいのですが、大型スーパーに足を運んでも、たいていは500g袋でしが売っていません。

 

最近は、サウスパタヤの外国人向け中型スーパー Friendship で、大豆は買い求めています。

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ここなら1㎏袋が買えます。36パーツ(120円)。大豆のタイ語表記は ถั่วเหลือง トゥーァルヮーン。

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1回に炊飯器で蒸すのが250gなので、4回分になります。蒸した大豆は、Wall’s のアイスクリームの空き容器に入れて、冷蔵庫に入れてます。

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